【太陽光発電設置作業の第4期事業が開始されました】

2019年11月26日(火)17:33

 

 

カイン州のEAO(民族武装組織)村の6,115世帯に太陽光発電システムを設置する第3期事業は、2019年8月末までに予定通り完了しました。

9月に入ってすぐに、BHNは、カイン州の5,013世帯とモン州の2,313の世帯に第4期事業設置工事への入札を募集しました。この第4期事業では、2018年に中央政府と停戦協定を結んだ、NMSP(New Mon State Party)からもソーラーシステムが要望されたため、モン州に属するEAOの村も含まれます。

カイン州では、入札は10月上旬に締め切られ、BHNの技術審査の後、EAO、応札者、州政府職員の下、開札され、3人の業者が落札しました。

しかし、モン州では、選考会議の準備中に小さな紛争が発生し、入札の開始は11月初旬まで延期されました(その後、紛争が解決したため、無事入札手続きは完了しました)。

 

グループモニタリング

グループモニタリング

 

モニタリングインタビュー

モニタリングインタビュー

 

モニタリングインタビュー

モニタリングインタビュー

 

私たちが活動している村では、まだ多くの地雷が埋もれており、所在不明です。また、特に雨期の村へのアクセスは、流れの速い川を横断することもあり非常に危険です。

 

ミャンマーの「赤十字」のインストラクターによる応急処置訓練

ミャンマーの「赤十字」のインストラクターによる応急処置訓練

 

ミャンマーの「赤十字」のインストラクターによる応急処置訓練

ミャンマーの「赤十字」のインストラクターによる応急処置訓練

 

予期しない危険に備えて、プロジェクト作業の合間に空いている日程を利用して、スタッフ全員がミャンマーの「赤十字」のインストラクターによる3日間の応急処置訓練を受けました。このトレーニングを受けたことでBHNスタッフへのリスクが大きく軽減できることを願っています。

 

以上、すべての準備が完了したことから、BHNスタッフは現在カイン州とモン州の両方の村を訪問し、村人に計画とスケジュールについて説明しています。
また、建設工事と将来のメンテナンスの目的で、BHNは10人の意欲のある若い村人を新たに雇い、彼らは実際の設置作業を通じてソーラーシステムを構築および修理する技術を学んでいます。彼らは、設置作業が終了した後、彼らが学んだ技術で村人を支援することが期待されています。

 

村人に計画とスケジュールについて説明

村人に計画とスケジュールについて説明

 

プロジェクトマネージャー 相澤 紘史

 

 

 

 

 

     

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