ネパール大地震被災者支援初動調査報告2:カトマンズ市内の被災状況および電気街で資機材調査

2015年5月8日(金)14:20

1.カトマンズ市内ダルバール広場及びビムセンタワー付近の被災状況

■ダルバール広場

  • ?市内中心部にあるダルバール広場には、地震発生後数日は多数の地域住民が避難していたが、現在は2、3張のテントに5、6名がいる程度。むしろ時間の経過とともに、見学に訪れる人の方が圧倒的に多い。
  • 17世紀末に造られた広場中央にあるシバ寺院は土台を残すのみで完全に崩壊していた。
  • 敷地内にあるその他の寺院で無傷のものは無く、傾き、亀裂が入り、立ち入り禁止のロープが張られている。瓦礫の整理はかなり進んでおり、各箇所には崩れた赤レンガなどが高く積まれていた。
  • 広場には、避難者に向けて次のようなものが提供されていた。

*太陽光パネルを利用した無料充電。充電中はスマホ1台のみ。市内では比較的早く電気が復旧しており、必要性が薄れたものと思われる。
*タンクでの飲料水の提供。子供たちが利用していた。
*日本の医療救援隊による無料診療の案内張り紙(日本国の国旗が張り紙に描かれている)。午後の診療時間(3時まで)を過ぎていたため、診療活動現場を見ることはできなかった。

 

■ビムセンタワー

カトマンズ市内で最も高い(52M)建造物で内部のらせん階段最上階まで上がることができる。地震当日は休日であったため、かなりの観光客が塔や周辺にいた。塔が完全崩壊したため、中にいた人はもとより塔の周辺にいた観光客を巻こみ、死者150名余の大災害になった。土台部分に塔の面影を残すのみ。土を漆喰で塗り固めただけの作りで脆弱だった。並べた写真と比べれば惨状のほどがよくわかる。
 

2.隣接する電気街で資機材調査

  • 約半数の店舗が開いており来週にはさらに多くの店が開くとのことである。
  • 雑貨、衣料、食料品店なども小さな路地にひしめき合っていた。電気製品については、モーター、発電機、アンプ、PC、ルータ、PCアクセサリー、TV等の製品なら何でも入手可能であることが判明した。
  • 市内の外灯はすべてソーラーパネルを用いたものが使用されており、太陽光発電関係の部品調達や取り付け技術については問題ないと思われる。

寄附をする