パプアニューギニアへのタブレット引き渡し式が開催されました
2022年3月11日(金)9:44
<リユース・タブレットの寄贈活動>
本2021年度、BHNは総務省及び(株)パデコ様との連携により、リユース・タブレットの寄贈活動を推進してきました。
その中で海外向けとしてはパラオ、パプアニューギニア、ケニア、ウズベキスタン等の国々へ、主にe-Learningを実施することを目的として、既に約4,000台を出荷しており、更にスリランカ、カンボジア、フィリピンに向けて約600台を寄贈することになっています。
去る3月1日には、これらの国々の中でパプアニューギニアとの間で、1,200台の贈呈・引渡式が開催されました。
まだ両国ともコロナの感染状況が厳しく、関係者が一堂に会して式典を実施することが出来ないため、2国間を結んだオンライン・セレモニーの形態で行われました。
パプアニューギニアのセレモニー会場には、日本側代表として駐パプアニューギニア日本大使、及び現地側代表として教育大臣が出席され、寄贈されたタブレットを活用して行われる今後のe-Learningに対して高い関心が寄せられていました。
教育大臣のスピーチでは、今回のタブレットの寄贈をきっかけに、今後パプアニューギニア国内の全ての学校において、全生徒にタブレットを支給していきたい、と表明されていました。
BHN からは、3名が東京からオンラインでこの引渡しセレモニーに参加し、榑松副理事長が代表して、本プロジェクトに参画させていただいたことに対する感謝のスピーチを行いました。
最後に、2022年3月8日にパプアニューギニアのマナム火山で発生した大規模な噴火に際しまして、心よりお見舞いを申し上げます。
参与 紀伊 寛伍