BHN広島事務所の令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動 ~気象庁の危険度分布「キキクル」を活用した防災研修~

2022年8月1日(月)10:11

 

 

2021年7月に発災した令和3年7月豪雨は静岡県・島根県・広島県等に重大な豪雨被害をもたらしました。更に、2021年8月に発災した令和3年8月豪雨は長野県・広島県・福岡県・佐賀県・長崎県等に重大な豪雨被害をもたらしました。

BHN広島事務所(事務所長 福田 卓夫氏)では、2021年9月末、広島県及び島根県の令和3年7月・8月豪雨被災地を訪ね被災状況を確認し、2021年11月末、2018年西日本豪雨被災者支援事業に包含して「令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動」に着手しました。島根県域では、島根県大田市・北三瓶まちづくりセンターにおいて、「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施しています。特に、「ICTを活用した防災研修」に力を入れて取り組んでいます。

今回は、BHN広島事務所の令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動~気象庁の危険度分布「キキクル」を活用した防災研修~(2022年7月7日実施)を報告します。講師は福田 卓夫氏です。

いつもの通り、検温、手指消毒を行って入室します。最近県内で感染が拡大していて、県から基本的な感染対策の徹底が呼びかけられているので指示に従って気を緩めずに対応します。活動中は、ポケットCO2センサーをパソコンに接続し、低濃度を確認(ランプが青色を維持)しながら進めました。

 

いつものように検温・手指消毒
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

ポケットCO2センサーをパソコンに接続し、低濃度を確認
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

マイナンバーカードの活用研修

この日の研修は、最初に「マイナンバーカードの活用」について実施しました。2022年6月30日からマイナンバーカードを使ったマイナポイント第2弾が始まったのでその申込を支援しました。この日の参加者は全員、ポイント交付の条件となっている「マイナンバーカードを健康保険証として利用する申込」と「公金受取口座登録」は済ませていたので、二つの申込をスマホでやってもらいそれぞれ7,500円分のマイナポイント取得となりました。スマホがマイナンバーカード読取に対応していない人には、用意したパソコン(カードリーダーを接続)を使って手続きをしてもらいました。早く出来た人が他の人に教えるという形で、短時間で終わりました。

マイナンバーカードの取り扱いやマイナポイントの申込みにはわかりにくいところがあり、なかなか自分ではできないので、ここで支援を受けてスムーズにできたと喜ばれました。

今後、マイナンバーカードを利用した行政サービスが充実していくと思われるので、引き続き住民のマイナンバーカード活用を支援します。

 

スマホでマイナポイント申込手続き
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

マイナポイント申込、個別支援作業
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

気象庁の危険度分布「キキクル」を活用した防災研修

次に、この日のメイン研修テーマ、最近NHKニュースでも紹介されている気象庁の危険度分布「キキクル」の使い方を研修しました。

スマホやパソコンでサイトを開き、全国から土砂災害注意の表示が出ている場所を見つけて確認し、ハザードマップと重ね合わせて表示する機能を使って、市内で洪水のおそれがある場所の確認等をしてもらいました。

「キキクル」で検索すれば簡単にサイトを開くことができ、危険度の状況を確認することができるので、大雨になったときの避難の判断にとても役立つと大変好評でした。

「キキクル」にはハザードマップと重ねて合わせて表示する機能があるので、市内で洪水のおそれがある箇所を確認してもらいました。

 

気象庁の危険度分布「キキクル」の使い方説明
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

「キキクル」を開いて、土砂災害注意となっている箇所確認
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

ハザードマップと重ねて表示し、市内で洪水のおそれがある箇所を確認
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

また、検索した際に目的の気象庁のサイトの上に広告が表示され、誤って開きそうになるケースがあったことから、一般的に検索結果に現れる広告の見分け方を説明し注意喚起しました。今回研修したことを家族や地域にも広げてもらうようにしました。これまでに研修したことも併せて、防災情報を確実に受信し活用できるように継続して取り組んでいきます。

 

気象庁の危険度分布「キキクル」の利用方法
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

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YouTubeについて基本的な使い方研修

次に、この日の三つ目の研修テーマ、「YouTubeについて基本的な使い方と発信する手順まで」を学習しました。地元の情報が多数掲載されているチャンネル「大田市公式チャンネル」を検索して探し出し、チャンネル登録する手順を実習しました。チャンネル内の動画のリストを再生回数順に並べ替える機能もやってみました。参加者は、YouTubeを利用したことはあっても、人から勧められたリンクをたどって視聴するという、いわば「受動的」な利用が多いので、チャンネル登録して興味のある分野の情報を自ら積極的に得るという使い方は初めて知ったということでとても好評でした。

更に、YouTubeは掲載されている情報を見るだけでなく、自ら発信することも容易にできることを説明し、この地域の情報を動画でも発信してはどうかと提案しておきました。地域からの情報発信を支援します。

 

YouTubeについて基本的な使い方
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

地元情報を発信しているチャンネルを検索し、チャンネル登録 (大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

登録したチャンネルに掲載されている動画の再生回数順に並べ替え操作
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

 

YouTubeの使い方
(大田市北三瓶まちづくりセンター 2022年7月7日撮影)

◆画像をクリックするとPDFが開きます◆

 

これからも、いろいろなテーマ・手法を組み合わせて「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を推進していきます。

 

 

西日本豪雨被災者支援事業 プロジェクトマネジャー(理事)
(含む、令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動)
有馬 修二

 

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*BHN 自主事業「令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動」、事業期間:「2021年10月1日~2023年3月31日予定」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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