BHN広島事務所の西日本豪雨被災者支援活動 ~コロナ禍における被災者支援活動~

2022年10月5日(水)10:18

 

 

BHN広島事務所(所長 福田 卓夫氏)では、2018年西日本豪雨被災地(広島県呉市等)において復興フェーズ(仮設住宅団地フェーズ、災害公営住宅団地フェーズ、市営住宅団地フェーズ)の進展に合わせ「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施しています。2022年度からは、市営住宅団地フェーズに入りました。「コロナ感染蔓延時期には、ネット活用型被災者支援活動」、そして「コロナ感染が落ち着いてきたら、現地に出向いた実践研修会」の二つの活動手法を柔軟に組み合わせて実施しています。

日本国内で新型コロナウイルス感染者数が第7波を迎えていた2022年7月初め~9月末には、特に慎重な被災者支援活動に心がけました。

2022年8月31日、この日は呉市天応地区へのネット活用型支援活動「エンライン大浜」を実施しました。「LINEのグループビデオ通話によるオンラインミーティング方式」で開催しました。呉市天応地区住民側から3名、BHN広島事務所側から6名がそれぞれのネットワーク環境から参加して、それぞれ近況報告、技術相談、自由な会話等を楽しみました。

この夏の呉市天応地区、大浜住宅では、それぞれ大事には至りませんでしたが、頭に帯状疱疹を発症し10日間ほど点滴治療をした方、更に3件の救急車搬送等があったそうです。呉市内において、新型コロナウイルス感染者数がなかなか減らない状況であったことから、大浜住宅では集会所の利用も控えめにしていたとのことでした。

 

呉市天応地区、「エンライン大浜」で弾む会話
(2022年8月31日撮影)

 

令和4年台風14号が過ぎ去った2022年9月21日、「呉市天応地区、大浜住宅に直接出向いた実践研修会」を開催しました。大浜住宅のテラスから眺めると、海も空もきれい、秋晴れの穏やかな一日となりました。台風14号が到着した際の状況を聞いたところ、防波堤に白波が打ち付けていたそうですが、波が越えてくることはなかったそうです。ひどい被害はなかったそうで良かったです。

 

大浜住宅のテラスから、海も空もきれい、秋晴れの穏やかな一日
(2022年9月21日撮影)

 

早めに到着して近況報告
(2022年9月21日撮影)

 

さて、この日の実践研修会には、呉市天応地区住民側から5名、BHN広島事務所側から4名が参加しました。久しぶりに直接顔を合わせる研修会だったことから、各自それぞれがやりたいテーマを持ち込んだ研修会になりました。得意な自分のカレンダー作り、グランドゴルフの成績表作り、LINEコメントに音声入力、自治会名簿の修正作業等々です。

 

得意な自分のカレンダー作り、お気に入りの写真を選択中
(2022年9月21日撮影)

 

グランドゴルフの成績表作成に挑戦中
(2022年9月21日撮影)

 

LINEのコメントとして、音声入力に挑戦中
(2022年9月21日撮影)

 

自治会長さん、自治会名簿の修正作業に挑戦中
(2022年9月21日撮影)

 

2022年8月~9月には、大きな台風が日本列島を次々に通過する時期と重なり緊張しました。特に、令和4年9月中旬に発生した台風14号は、9月19日に西日本エリア(広島県、岡山県等)を通過しました。広島県、岡山県、愛媛県等に大規模災害をもたらした2018年西日本豪雨災害の記憶がよみがえり緊張しました。この度の令和4年台風14号は広島県等には特別な被害をもたらしませんでした。

一方、令和4年9月下旬に発生した台風15号は、9月23日夕方から24日明け方にかけて静岡県等で線状降水帯を発生させ記録的な大雨となり、大規模停電被害、大規模断水被害をもたらしました。

 

 

西日本豪雨被災者支援事業
プロジェクトマネジャー(理事)
有馬 修二

 

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*BHN 自主事業「西日本豪雨地域ICT支援事業」、事業期間:「2018年7月9日~2023年3月31日予定」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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