【西日本豪雨被災者支援 ~発災から5カ月を経た西日本豪雨被災地からのレポート~】

2018年12月26日(水)10:05

 

BHNでは、JPFプログラム名: 「西日本豪雨被災者支援2018」 ・事業名: 「西日本豪雨被災地の広島県呉市・三原市・坂町での仮設住宅団地を中心に地域コミュニティ再生に資するパソコン環境整備・運用支援」 ・事業期間: 「2018年8月21日~2019年1月20日」、及びBHN自主事業名: 「西日本豪雨地域ICT支援」 ・事業期間: 「2018年7月9日~2021年3月31日予定」を実施しています。

BHNでは、坂町・平成ヶ浜中央公園応急仮設団地集会所(安芸郡坂町平成ヶ浜五丁目)、坂町・平成ヶ浜東公園応急仮設団地談話室(安芸郡坂町平成ヶ浜1丁目)、呉市・天応応急仮設団地談話室(呉市天応大浜三丁目地内)、呉市・安浦応急仮設団地・談話室(呉市安浦町安登西六丁目3番地)、三原市・あやめヶ丘応急仮設団地談話室(三原市沼田西町惣定10066番207)の3市町5カ所に「BHNパソコンコーナー」を開設しました。

設置したICT設備を常に使い易い状態に維持するために、定期的に巡回設備点検・活用相談を実施しています。事業開始以来、2018年12月24日までに定期的な巡回設備点検・活用相談を合計17回実施しました。今後も定期的に継続していきます。

実施要望が寄せられた応急仮設団地集会所・談話室では、簡易な「パソコン研修体験イベント」を実施しています。事業開始以来、2018年12月24日までにパソコン研修体験イベントを合計9回実施しました。実施要望に沿って、新たな工夫を織り交ぜながら、今後も継続的に実施していきます。

2018年7月6日から始まった西日本豪雨災害は西日本一帯に甚大な豪雨災害をもたらしました。BHNが支援活動対象とした広島県の3市町では、市内・町内を流れる河川が決壊・氾濫し大きな災害をもたらしました。発災から5カ月経った現時点でも大きな爪痕を残しています。

BHNが広島県で開設している2つの現地支援活動拠点、BHN広島事務所(シニアネットひろしま、理事長・福田 卓夫氏)及びBHN福山事務所(シニアネット福山、会長・小栗 光昭氏)では、お互いに情報交換しながら、被災者要望に応えてそれぞれ工夫を加えながら、「BHNパソコンコーナーの巡回設備点検・利活用相談」及び「パソコン研修体験イベント」を継続していきます。

プロジェクトマネージャー(理事)

有馬 修二


*西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいております。


     

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