BHNでは、JPFプログラム名： 「西日本豪雨被災者支援2018」 ・事業名： 「西日本豪雨被災地の広島県呉市・三原市・坂町での仮設住宅団地を中心に地域コミュニティ再生に資するパソコン環境整備・運用支援」 ・事業期間： 「2018年8月21日～2019年1月20日」、及びBHN自主事業名： 「西日本豪雨地域ICT支援」 ・事業期間：「2018年7月9日～2021年3月31日予定」を実施しています。

呉市では、呉市安浦町の中畑川流域及び野呂川流域、及び呉市天応地区の大屋大川流域等において、堤防決壊・氾濫等により人命、家屋、商業施設、工場等に大きな被害が発生しました。

呉市安浦町では、呉市安浦町安登西の高台にある安登公園内に「安浦応急仮設団地（40戸）」が開設されました。BHN広島事務所（シニアネットひろしま、理事長・福田卓夫氏）では、BHNパソコンコーナー設置工事を終えた「安浦応急仮設団地談話室」において、「パソコン研修体験イベント」を開催しています。今回は、2019年１月16日に開催した模様を中心に報告します。大変好評で、自治会役員さんから継続的に実施してほしいと要望が寄せられました。

呉市天応大浜地区では、呉ポートピアパーク隣接地に「天応応急仮設団地（40戸）」が開設されました。BHN広島事務所（シニアネットひろしま、理事長・福田 卓夫氏）では、BHNパソコンコーナー設置工事を終えた「天応応急仮設団地談話室」において、「パソコン研修体験イベント」を開催しています。今回は、2019年１月18日に開催した模様を中心に報告します。BHNでは、「自治会役員及び被災者住民自身が立ちあがり、ICT技術を活用し、自身の力で地域コミュニティ再生に取り組んでいく過程を支援していきたい」との強い思いを込めて取り組んでいます。大変好評で、自治会役員さんから継続的に実施してほしいと要望が寄せられました。

呉市・安浦応急仮設団地談話室及び呉市・天応応急仮設団地談話室での「パソコン研修体験イベント」の企画・実施に際して、地元の呉市社会福祉協議会（呉市地域支え合いセンター）職員の皆様から継続的かつ全面的な連携・協力をいただきました。

BHNテレコム支援協議会の西日本豪雨被災者支援活動では、BHN広島事務所（シニアネットひろしま、理事長・福田 卓夫氏）及びBHN福山事務所（シニアネット福山、会長・小栗光 昭氏）で現地支援活動を実施しています。二つの現地事務所では、互いに情報交換しながら、被災者要望に応えてそれぞれ工夫を加え、応急仮設団地集会所・談話室等に設置したICT設備に対する「巡回設備点検・活用相談・利用状況調査」、BHNパソコンコーナーを活用した「パソコン研修体験会イベント等」を継続していきます。

プロジェクトマネージャー（理事）

有馬　修二

*この事業はJPF(ジャパン・プラットフォーム)の助成を受けて実施しています。