フィリピン・イフガオ州 周産期の母子健康管理プロジェクト(仮名)のための現地調査を実施

2018年1月17日(水)14:29

 

プロジェクト組成に向け現地調査

関西事務所で初の海外支援となる「フィリピン・イフガオ州 周産期の母子健康管理プロジェクト」の現地調査を行いました。関西事務所の森本代表、五百蔵の2名が12月3日から9日までフィリピンを訪問しました。

イフガオ州は、首都マニラから北へ車で約10時間のところにあり、世界遺産の「棚田」で有名です。自然が多く残る山岳地帯で、まだまだ母子保健について改善が必要な地域です。

首都マニラでは保健省・通信会社、通信建設会社を訪問し、イフガオ州では州保健局、イフガオ州立大学看護学部、町保健所、村保健所等9カ所を訪問して、各所でプレゼンテーション、意見交換、見学を行いました。
訪問先では歓迎を受けるとともに、真剣な議論を通じてプロジェクトへの理解を得ることができ、早期実施、優先順位等の要望も聞くことができました。

期待の大きさを実感、課題は通信環境

 
今回の調査の結論は、「本プロジェクトへの期待は大である。しかし、通信環境が課題である」ということです。次につなげるための人脈もできました。
今後は、さらなる調査・議論・調整を進め、来年に予定している第2ステップ(フィージビリティ・スタディ)、また、第3ステップ(プロジェクトの実現)に向け頑張っていきたいと考えています。

担当 五百蔵 省三
     

寄付をする