フィリピン台風ハイエン被災者支援事業本格化する

2014年1月24日(金)19:09

 

年末から現地レイテ島で年を越した横野参与と伊藤参与は交互に一時帰国をし、再び現地入りしました。レイテ島での復旧は依然として進まず山間部の被災状況はそのままの姿を晒してはいますが、住民たちの表情は明るく、どこに行っても私たちBHNの活動に対して笑顔で迎えてくれます。
 

商用電源が完全には復旧しておらず、CAシステム設置個所やICTステーションサービス地点では、ほとんど電気が来ておりませんでした。そこでは電話をかけたいという通信需要より充電をしたいという要求がほとんどでした。

レイテ島空港では救援物資などの航空貨物錯綜でマニラから取り寄せた資機材入手が遅れていましたが、人工衛星を利用したアンテナ(IPスター)の設置がやっと完成しました。

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パソコンなどが使える環境が出来上がり被災地では早速インターネットに接続するなど大喜びをしていました。
 
現地はもともと雨が多くザァーと来て2時間程度でやむといったスコール性のものだったのですが、今年に入って雨期とは言え曇天が多くソーラージェネレーターが十分に働かず充電需要に追いつかないといった状況が続いています。

 

プロジェクトマネージャー 寺内賢一

     

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