BHN熊本事務所の令和2年7月豪雨被災者支援活動~BHNパソコンコーナーへの定期巡回設備点検~

2022年12月22日(木)10:46

 

 

 

2020年7月に発災した令和2年7月豪雨は、熊本県南部球磨川流域市町村に甚大な人的・物的被害をもたらしました。BHN熊本事務所(所長 色見 高司氏)では、被災した球磨川流域市町村のうち、応急仮設住宅団地を建設して復興に取り組む、熊本県八代市・人吉市・芦北町・球磨村等4市町村の仮設住宅団地等(合計8カ所)を対象に、「BHNパソコンコーナー(パソコン、プリンター、Wi-Fi設備)」を開設して、「ICTを活用した被災地の地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。そして、開設したBHNパソコンコーナーの設備に対し定期巡回設備点検を実施してきました。

2022年10月~12月、八代市・人吉市・球磨村の仮設住宅団地等(合計6カ所)のBHNパソコンコーナーの設備に対し実施した定期巡回設備点検の模様をご報告します。

なお、定期巡回設備点検を実施する際は、当該仮設住宅団地の管理責任者に事前連絡をし、日程調整手続きを完了から訪問します。新型コロナウイルス感染症が蔓延している時期と重なっていることから、BHN熊本事務所では一層慎重に計画・実施しました。

2022年10月24日、八代市1カ所(八代市市民球場仮設)からBHNパソコンコーナーに設置しているプリンターの緊急点検依頼が届きました。八代市側から浦口 耕也氏が訪問して点検修理(プリントヘッドクリーニング)を実施しました。

2022年10月26日、人吉市2カ所(西間上第一仮設、村山公園仮設)、球磨村3カ所(球磨村グランド仮設、球磨村さくらドーム仮設、球磨村大王原公園仮設)に対し、熊本市側から色見 高司氏と楠本 邦昭氏、八代市側から浦口 耕也氏が、チームを編成して一斉に定期巡回設備点検作業を実施しました。

球磨村グランド仮設及び球磨村大王原公園仮設に設置し、定期点検で見つけたプリンターの不具合に対し応急措置を実施し、後日予備機を準備して取り換え修理を計画することにしました。

なお、人吉市の村山公園仮設住宅団地では居住者数が減少し設置目的を達成したことから、人吉市被災支援対策課と打ち合わせ後、集会所に開設してきたBHNパソコンコーナーを撤去回収しました。

2022年11月21日、球磨村3カ所(球磨村グランド仮設、球磨村さくらドーム仮設、球磨村大王原公園仮設)に対し、八代市側から浦口 耕也氏がBHNパソコンコーナーの巡回設備点検作業を実施しました。

その際、球磨村グランド仮設及び球磨村大王原公園仮設に設置していたプリンターを、準備してきた予備機との取り換え工事を実施しました。

更に、球磨村大王原公園仮設において、民生委員と地域支え合いセンター6人の方々に、プリンター操作方法とアプリケーションソフト操作方法に関する特別説明を実施しました。

2022年12月16日、球磨村3カ所(球磨村グランド仮設、球磨村さくらドーム仮設、球磨村大王原公園仮設)に対し、八代市側から浦口 耕也氏がBHNパソコンコーナーの巡回設備点検作業を実施しました。球磨村さくらドーム仮設に設置しているプリンターにはプリントヘッドクリーニングを実施しました。

 

球磨村グランド仮設 BHNパソコンセンター 巡回設備点検模様
(浦口 耕也氏 2022年12月16日撮影)

 

球磨村桜ドーム仮設 BHNパソコンセンター 巡回設備点検模様
(浦口 耕也氏 2022年12月16日撮影)

 

球磨村大王原公園仮設 BHNパソコンセンター 巡回設備点検模様
(浦口 耕也氏 2022年12月16日撮影)

 

BHN熊本事務所では、仮設住宅団地集会所等に開設しているBHNパソコンコーナーの設備に対し、引き続き定期巡回設備点検業務を継続していきます。

 

 

令和2年7月豪雨被災者支援事業
プロジェクトマネジャー(理事)
有馬 修二

 

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*BHN 自主事業「令和2年7月豪雨被災者支援事業」、事業期間「2020年8月1日~2024年3月31日(予定)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。

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