グローバルフェスタ JAPAN 2015 ~お台場から広げよう!幸せいっぱい国際協力の輪~

2015年10月7日(水)13:42   イベント、その他

 
10月3日(土)・4日(日)の2日間、お台場センタープロムナード(東京)でグローバルフェスタJAPAN 2015が開催され、援助関連政府機関、国連機関、自治体、大使館、NGO、企業等、274団体が出展して、日本最大級の国際協力イベントが行われました。
1990年から始まったこのイベントは、1993年以降、長年にわたり日比谷公園(東京)で行われておりましたが、今年は会場がお台場に移動しました。
この会場変更で、当日どのくらいの方が来場して頂けるか、とても心配しておりましたが、今年は2日間とも晴天に恵まれ外出日和となり、2日間の来場者数は約101,300人(実行委員会発表)でした。多くの皆様にご来場頂き、ありがとうございました。
 
 

●BHNの出展ブース
当会が出展したエリアは、緊急支援活動を行っている団体が集まっているグリーンエリアでした。ブース内にパネルを展示して活動概要や活動風景を紹介するとともに、災害被災地等の現場で役立つ特定小電力トランシーバーを使った無線の体験会や昨年から始めたソーラーシステムを使ってメロディーを鳴らすワークショップを行いました。

トランシーバーの体験会では、親子連れや中学生・高校生のグループ・大人の方達等が挑戦してくださいました。無線の通信ルールに縛られず、まずは無線機に親しんで貰おうと、無線の専門家である伊藤さんが体験者の年令等に合わせて実際の使用方法を教えました。世界中の人と交信をしている伊藤さんが体験者の会話に入ると交信のリズムが良くなり、交信のやり取りがとてもスムーズになりました。体験の最後には、この無線機が災害時にどのように活用できるか、そして、とても有効な通信手段であることもお話しました。

 
ソーラーシステムのワークショップには、小学生から大学生の方達が参加してくださり、皆さん、ソーラー部品の組み立てに成功し、楽しいメロディーを鳴らしていました。小学生低学年の方々にはちょっと大変な作業でしたが、お父さんやお母さんに手伝って貰いながら無事に完成することができました。音が鳴った時の驚きと喜びがとても良い笑顔となり、思わずまわりでサポートをしていた私たちスタッフもつられて微笑んでしまいました。電気の無い国でこのシステムがとても役立っていることもお話しして私達の活動について知ってもらうことができました。
 
 

この2日間、多くの方達が当会の活動にご興味を持ってくださり熱心に私たちの説明に耳を傾けてくださいました。また、普段なかなかお会いする機会がない他の団体のスタッフの方達とも話をすることができ、有意義な2日間となりました。来年も多くの方とお会いできることを楽しみにしております。

事務局 福島 文枝

あなたにできる支援

BHNは、情報通信技術(ICT)を活用し、開発途上国や国内外の被災地の人々の安全・安心を守り、生活環境の改善や社会的課題の解決を目指しております。このため、多くの方々の温かいご支援・ご協力を必要としています。BHNでは世代を問わず幅広い分野の方々の熱意と持てる力、これまで蓄積されたご経験を色々な方法で役立てることができます。皆さまに合った方法でBHNの活動に是非ご参加ください。

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