フィリピン台風ハイエン被災者支援初動事業

2014年2月27日(木)19:28

 

第2次初動事業始まる

(特活)ジャパンプラットフォーム(JPF)資金で昨年11月から始まった初動調査や第1次初動事業も2月10日で終了し、現地での専門家も2人から1人になりました。引き続き2月11日から本年(2014年)5月16日までの第2次初動事業が始まっております。

被災地からの要望に応えてCAシステム設置箇所を4箇所から12箇所に増やしたところにはモーバイルワイーファイ(Wi-Fi)やPCなどを調整して配備し、インターネット環境を作り上げる作業を進めています。

 

それと併行して従来から実施している通信サービスや充電サービスも続けており、使用状況のモニタリングをしています。

商用電源は市内の中心部や重要施設を除いていまだに復旧していないため充電需要がもっとも多く、携帯電話機に交じって救援物資として被災住民に配布された蓄電池型の電燈や、太陽光パネル付きランプの充電も見られます。

 

今後はソーラー発電設備や、CAシステムの保守運用をしてゆくマニュアルの作成や、バランガイ担当者の訓練、育成が必要となってきます。

現地では機器の障害や不具合が発生したり、操作がよくわからないための問い合わせなどがありますが、横野現地総括責任者が、当会の現地技術者を指揮して対応するとともに、各バランガイスタッフの研修、育成に日々当たっていて、5月中旬の事業終了時までには、各バランガイ独力で保守・運用を行う体制が整う運びとなっています。

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プロジェクトマネージャー 寺内(副理事長)

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