令和6年能登半島地震被災者支援事業 ~令和7年度電友会ボランティア活動功労賞・特別賞をいただきました(34)~

2025年12月10日(水)14:51

 

BHN北陸事務所(所長:姉﨑 幸雄氏)は、令和6年能登半島地震被災地、主に、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設された仮設住宅団地・集会所を対象に、「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動への取り組み」を実施しています。

「能登半島地震復興支援プロジェクト」、NTT北陸電友会石川県支部(支部長 川田 宗光氏)BHNテレコム支援協議会(以下、BHN) 北陸事務所(所長 姉﨑 幸雄氏、坂下武吉氏、荒川修司氏、中川敏弘氏)は、2025年11月12日、東京大手町「KKRホテル東京」において開催された、電友会主催「第35回電友会ボランティア活動賞及び第11回電友会ボランティア活動功労賞の表彰式」において、「電友会ボランティア活動功労賞・特別賞(NTT西日本等との連携による能登半島地震復興への貢献)」を受賞しました。

 

表彰式には、能登半島地震復興支援プロジェクトチームを代表して、BHN北陸事務所の荒川修司氏、中川敏弘氏が出席し、電友会会長片山 泰祥氏から電友会ボランティア活動功労賞・特別賞の賞状が授与されました。

この日の電友会主催「第35回電友会ボランティア活動賞及び第11回電友会ボランティア活動功労賞の表彰式」には、電友会本部役員に加えて、全国の電友会支部役員及び多くの受賞者が参加しました。

 

令和7年度電友会主催表彰式参加者の集合写真
「ボランティア活動賞及びボランティア活動功労賞・特別賞」
(2025年11月12日撮影)

 

電友会第35回ボランティア活動賞等表彰式会場 座席表
(2025年11月12日撮影)

 

電友会会長 片山 泰祥氏の挨拶「心豊かに 明るい社会を」
(2025年11月12日撮影)

 

能登半島地震復興支援プロジェクトチームを代表して
電友会ボランティア活動功労賞・特別賞
「NTT西日本等との連携による能登半島地震復興への貢献」
BHN北陸事務所の荒川 修司氏が受賞
(2025年11月12日撮影)

 

表彰状「NTT西日本等との連携による能登半島地震復興への貢献」
BHN北陸事務所、荒川 修司氏と中川 敏弘氏
(2025年11月12日撮影)

 

電友会北陸地方本部役員と受賞者の皆さま
(2025年11月12日撮影)

 

能登半島地震復興支援プロジェクト概要
「能登半島地震からの復興を目指してICTを活用したコミュニティづくり」
(2025年11月12日作成)

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電友会本部役員、来賓の皆さま、北陸地方本部役員と受賞者の皆さま
お祝いの言葉を頂戴しました。
(2025年11月12日撮影)

 

北陸地方本部及び信越地方本部役員と受賞者の皆さま
お祝いの言葉を頂戴しました。
(2025年11月12日撮影)

 

北陸地方本部、石川県支部第6回プロジェクト会議
リーダー川田 宗光氏に受賞報告、受賞の喜びを共有しました
(2025年11月27日撮影)

 

 

■「BHN令和6年能登半島地震被災者支援事業の特徴」ご紹介

 

(1) ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動への取り組み

BHN北陸事務所(所長:姉﨑 幸雄氏)は、令和6年能登半島地震被災地、主に、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設された仮設住宅団地・集会所等を対象に、「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動への取り組み」を実施しています。

(2) NTT北陸電友会石川県支部の協力を得てICT人材を確保

BHNは、NTT北陸電友会石川県支部(支部長 川田 宗光氏)の協力を得てICT人材を確保し、2024年4月1日、BHN北陸事務所(姉﨑 幸雄氏、坂下 武吉氏、荒川 修司氏、中川 敏弘氏)を新規に開設して被災者支援活動に着手することができました。

(3) 当該市役所担当課及び当該仮設住宅団地自治会役員等に対する現地調整業務

BHN北陸事務所PC/エリアマネージャー・現地調整担当(坂下 武吉氏)が中心となって、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設される仮設住宅団地・集会所等を対象に「BHNパソコンコーナー」を開設する計画で、当該市役所担当課及び当該仮設住宅団地自治会役員等に対する現地調整業務を慎重に実施し、現地調整業務を完了した市町毎に「BHNパソコンコーナーの開設作業」に移行しました。

(4) 3市町12カ所の仮設住宅団地集会所へ「BHNパソコンコーナー開設」

BHN北陸事務所では、①2024年6月1日(土)、珠洲市内の仮設住宅団地集会所3カ所(珠洲市 宝立町第1団地 約153戸、珠洲市 蛸島町第1団地 約117戸、珠洲市 正院町第1団地 約76戸)に、②2024年6月7日(金)、穴水町内の仮設住宅団地集会所2カ所(穴水町 由比ケ丘団地第1集会所及び第2集会所 約170戸)に、③2024年7月19日(金)、輪島市内の仮設住宅団地集会所2カ所(輪島市 町野町第2団地 約268戸及び輪島市 門前町道下第1団地 約279戸)に、④2024年8月16日(金)、輪島市内の仮設住宅団地集会所2カ所(輪島市門前町 清水第1団地 約69戸及び道下第2団地 約68戸)に、⑤2024年9月25日(水)、輪島市内の仮設住宅団地集会所2カ所(輪島市山岸町 山岸町団地 約251戸及び輪島市稲屋町 稲屋第1団地 約89戸)に、⑥2025年2月16日(日)、輪島市内の仮設住宅団地集会所1カ所(輪島市 町野町第1団地 約81戸)に実施し、被災地全体で3市町12カ所の仮設住宅団地集会所(総計 約1621戸)へ「BHNパソコンコーナーの開設作業」を完了しました。

尚、上記に加えて、珠洲市担当課から寄せられた特別な要望に応えて、2025年4月12日(土)珠洲市大谷町第1仮設住宅団地に、2025年8月9日(土)珠洲市宝立町第2仮設住宅団地に、予備機として保有していたパソコン、カラープリンター、カラーインク、印刷用紙等を活用して「臨時BHNパソコンコーナーの開設作業」を実施しました。

2024年度のBHNスマホ教室開催に際しては、被災直後の被災者の利便性向上を考慮して、NTT西日本北陸支店の通信相談会と連携しながら実施しました。

(5) 3市町12カ所の仮設住宅団地集会所へ「BHNパソコンコーナー開設」

尚、BHN北陸事務所が開設したBHNパソコンコーナーの構成品は、ドコモ5G Wi-Fiルーター home5G HR02、SH-52B、小型ノートパソコン、タブレット、カラープリンター、印刷用インク・印刷用紙、携帯用LED“アイムライト”、テーブル・イス、収納箱、各種説明資料等です。

(6) 広域災害後方支援活動の実践

令和6年能登半島地震及び令和6年奥能登豪雨災害に対し、BHN現地事務所(宮城、熊本、広島)ではBHN広島事務所(所長 福田 卓夫氏)がまとめ役となり、2024年4月1日に開設したBHN北陸事務所が実施する令和6年能登半島地震被災者支援事業に対し、遠隔地から支援する「広域災害後方支援活動」を実施してきました。

(7) 自主企画型コミュニティ活動促進及びネット交流会推進

BHN北陸事務所では、BHNパソコンコーナー開設作業を終えた12カ所等の仮設住宅団地集会所を活動拠点にして、ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化活動を推進していきます。地域ごとの被災者要望を加味しながら、①BHNパソコンコーナーの定期巡回設備点検、②BHNパソコンコーナーの個別活用相談、③小規模スマホ研修会・ICT研修会・ICT健康体操会を継続していきます。更に、④企画・案内チラシ作成配布を伴う自主企画型コミュニティ活動の促進、及び⑤復興段階を迎えた被災地との「被災地間ネット交流会」、加えて、能登地震被災地内での「被災地内ネット交流会」を進めています。尚、珠洲市担当課より特別な支援要請を受けて、珠洲市蛸島公民館及び日置公民館等を対象に「移動型BHNスマホ研修会」を実施しています。

(8) NTT西日本より社長特別表彰をいただきました

NTT北陸電友会石川県支部(支部長 川田 宗光氏)BHN北陸事務所(所長 姉﨑 幸雄氏)は、2025年6月6日、帝国ホテル大阪(大阪市天満橋1-8-50)において開催されたNTT西日本株式会社主催「ベストアワード2025(2024年度社長表彰)」において、社長特別表彰「NTT-OBとの連携による心に寄り添う被災者支援に関する功績」を受賞しました。

表彰式には、BHN北陸事務所を代表して姉﨑 幸雄氏、NTT北陸電友会石川県支部を代表して坂下 武吉氏が出席し、NTT西日本株式会社 代表取締役社長 北村 亮太氏から社長特別表彰が授与されました。

令和6年能登半島地震被災者支援事業 ~NTT西日本より社長特別表彰をいただきました(22)~

 

 

■JPF広報映像にてBHNの支援活動が紹介されました

 

2025年10月31日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)のYouTubeチャンネル「ソーシャルグッド タイムズ」において、BHNの国内災害被災者支援活動「令和6年能登半島地震被災者支援事業」が紹介されました。この映像は、2025年10月10日、及び16日に実施された現地取材をもとに制作されたものです。

 

●配信映像はこちら

JPF【ソーシャルグッド タイムズ】#20

BHNテレコム支援協議会「ICTを活用 シニアを被災地の主役に」

▶️ https://youtu.be/TXbnB64Rn4A

 

JPF【ソーシャルグッド タイムズ】#20
BHNテレコム支援協議会「ICTを活用 シニアを被災地の主役に」

 

●関連するBHN活動報告を掲載

BHNの公式ウェブサイトでは、関連するBHN活動報告を掲載しています。

「令和6年能登半島地震被災者支援事業 ~珠洲市・穴水町・輪島市の集会所を活動拠点にした、ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動への取り組み(31)~」

 

BHNの公式ウェブサイト
「令和6年能登半島地震被災者支援事業(No.31)」

上記リンクからBHNの活動をご覧いただけますと幸いです。多くの皆さまにご視聴をいただき、支援活動へのご理解と共感の輪を広げていただきたいと希望しています。

 

 

これまでの活動状況は以下のページをごらんください。

令和6年能登半島地震被災者支援事業(その1

令和6年能登半島地震被災者支援事業(その2

 

 

令和6年能登半島地震被災者支援事業
理事(プロジェクトマネージャー)
有馬 修二

 

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*緊急時の人道支援フェーズ BHN自主事業「令和6年能登半島地震被災者支援事業」、事業期間:「2024年1月1日~2025年3月31日」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄付にてご支援いただいて、事業を実施していました。
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*緊急時の人道支援フェーズ 活動名「令和6年能登半島地震被災者支援事業」、事業期間:「2024年4月1日~2025年3月31日」は、ボラサポ・令和6年能登半島地震第5回助成事業に採択されて、事業を実施しました。

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*生活向上のための支援フェーズ  活動名「ICTを活用したコミュニティ活動再生・活性化支援事業」、事業期間:「2025年3月1日~2026年3月31日」は、JPF能登半島災害支援(地震・豪雨)に採択されて、事業を実施しています。

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*生活向上のための支援フェーズ  BHN自主事業「令和6年能登半島地震被災者支援事業」、事業期間:「2025年4月1日~2027年3月31日(期間延長あり)」は、NTT西日本株式会社(CLUB NTT-West)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄付にてご支援いただいて、事業を実施しています。
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