国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業~BHN宮城事務所・石巻じちれん共催でタブレット・SNS研修会~

2021年12月28日(火)17:20

 

 

BHNテレコム支援協議会は宮城県内において、3.11東日本大震災に対処する数々の被災者支援活動を包含する東日本大震災宮城被災者支援事業を実施してきました。そして、その最終支援活動であった「宮城地域ICT支援事業」は当初の事業目標を達成し2018年度末で終了しました。

 

BHN宮城事務所(所長 石垣 正一氏)では、東日本大震災宮城被災者支援事業で得た経験・ノウハウのデジタル資料化事業に取り組みました。特に、石巻市・仮設大橋団地(自治会長 山崎 信哉氏)「公開型仮設住宅団地自治会運営管理資料」のデジタル化作業及びノウハウ普及活動に取り組みました。2020年6月、「原本資料及びデジタル化資料」を一般社団法人 石巻じちれん(会長 増田 敬氏、住所:宮城県石巻市のぞみ野4丁目23番地 市営新蛇田第一集会所内)の事務所に配備しました。

 

2021年10月、BHN宮城事務所は石巻じちれん様とのこれまでの密接な協力関係を活かして、新しい連携事業として、「石巻市のぞみ野地区復興公営団地住民の皆さま等を主対象とする、ICTを活用した復興地における地域コミュニティ再生・活性化を目的としたタブレット研修会」を企画し、2021年11月~2022年1月の期間、10日間の開催予定で開始しました。研修第1日目~第4回目の開催模様は「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業~BHN宮城事務所・石巻じちれん共催タブレット教室の開始~」(2021年12月7日掲載)でお伝えしました。

 

先ず、BHN宮城事務所・石巻じちれん共催でタブレット・SNS研修会を開催している、宮城県石巻市のぞみ野地区・市営新蛇田第一集会所周辺の最近の様子が届きましたのでご紹介します。

 

宮城県石巻市のぞみ野地区 新立野第一復興住宅C、D棟
(2021年12月9日撮影)

 

宮城県石巻市のぞみ野地区 新立野第一復興住宅E、F棟
(2021年12月9日撮影)

 

宮城県石巻市のぞみ野地区 
市営新蛇田第一集会所(左端)、戸建て住宅団地(前方)
(2021年12月9日撮影)

 

BHN宮城事務所・石巻じちれん共催 タブレット・SNS研修会に準備したテキスト「SNS(LINE)を楽しく学びましょう」の目次を掲載しました。

 

テキスト「SNS(LINE)を楽しく学びましょう」
BHN宮城事務所・石巻じちれん共催 タブレット・SNS研修会
(2021年11月4日配布)

※クリック(またはタップ)でPDFが表示されます

 

この日も、先ず、ポケットCO2センサーで換気状態を確認
(研修5日目 2021年12月9日撮影)

 

BHN宮城事務所が準備したタブレットと
各自が持参したスマホを使って研修
(研修5日目 2021年12月9日撮影)

 

主任講師はBHN宮城事務所 阿部 真司氏
(研修6日日 2021年12月16日撮影)

 

BHN宮城事務所の補助講師陣も加わって熱のこもった研修風景
(研修6日日 2021年12月16日撮影)

 

宮城県石巻市のぞみ野地区・市営新蛇田第一集会所を活用した、ICTを活用するためのまとまった研修会の開催はめったに無かったことから、参加した皆様は大変に熱心な取り組みでした。復興地における地域コミュニティの再生・活性化のツールとして役立つ「SNS(LINE)を楽しく学びましょう」はタイムリーな研修テーマでした。

 

 

国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業
理事(プロジェクトマネジャー)
有馬 修二

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*BHN 自主事業「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」、事業期間:「2019年4月1日~2023年3月31日(以後、継続していく予定)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。

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