BHN広島事務所の令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動~広島市シニア大学院OB会で防災アプリ研修会開催~

2021年12月21日(火)10:06

 

 

2021年11月末、BHN広島事務所(所長 福田 卓夫氏)では、令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動として、2018年西日本豪雨被災者支援事業で獲得した経験・ノウハウを活かしたネット活用型被災者支援活動を実施しています。

前回の2021年12月9日掲載の活動レポートでは、令和3年7月・8月豪雨で被災した地域及び隣接地域のコミュニティーセンター、島根県大田市 北三瓶まちづくりセンター(2021年11月25日)及び広島県 広島市まちづくり市民交流プラザ(2021年11月29日)等、現地に出向いた実践研修会の開催模様をお伝えしました。

今回は、2021年12月14日、広島市まちづくり市民交流プラザ会議室で、広島市シニア大学院OB会パソコン同好会様向け「防災アプリ研修会」を開催した模様を報告します。主任講師はBHN広島事務所の杉原 瑞枝氏が担当しました。

BHN広島事務所で防災アプリ研修教材を準備しました。防災情報を的確に取得して、災害発生に備えて早めに適切な避難行動がとれるようにするため、「NHKニュース・防災アプリ」及び「NHKニュース・防災アプリの機能と使い方を易しく解説している研修教材」を格納している研修用タブレットを使って研修しました。その後、各自が所有するスマホに自身で「NHKニュース・防災アプリ」をインストールしてもらいました。

 

広島市シニア大学院OB会パソコン同好会「防災アプリ研修会」
(広島市まちづくり市民交流プラザ会議室 2021年12月14日撮影

 

研修用タブレットを活用して研修
(2021年12月14日撮影

 

自身のスマホに「NHKニュース・防災アプリ」インストール
(2021年12月14日撮影)

 

自身のスマホを使って防災情報取得研修
(2021年12月14日撮影)

 

参加者の中には、今年の豪雨災害が発生した広島市西区、安佐南区、安佐北区在住の方々がいました。また、平成27年8月に発生した広島市安佐南区での土石流災害での避難経験がある方、今年の豪雨災害でバスが不通になって困った経験をされた方がいました。近年、このような豪雨災害が多発し、身近なところでも被害が発生していることから、このように防災情報を手軽に獲得できるのはとても役立つと、今回の防災アプリ研修会は大変好評でした。 ひろしま避難誘導アプリ「避難所へgo!」という広島市の防災アプリを入れている人もあり、参加者間で情報共有しました。 なお、複数台準備した研修用タブレットは、新しく準備した5Gモバイルルーターで接続し、安定して通信ができて研修効果を上げました。

 

西日本豪雨被災者支援事業 プロジェクトマネジャー(理事)
(含む、令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動)
有馬 修二

 

 

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*BHN 自主事業「令和3年7月・8月豪雨被災者支援活動」、事業期間:「2021年10月1日~2023年3月31日予定」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。

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