BHN熊本事務所の令和2年7月豪雨被災者支援事業 ~熊本県球磨川流域被災地、パソコン及びプリンターの巡回設備点検~

2024年2月26日(月)14:25

 

 

BHN熊本事務所(所長 色見 高司氏)では、令和2年7月豪雨被災地において、2020年10月より芦北町の地域社会貢献活動団体「ゆのうら会」(湯治 清会長)の協力を得て、ICTを活用した被災者支援活動を開始しました。

その後、熊本県南部球磨川流域市町村において、応急仮設住宅団地等を建設して復興に取り組む、熊本県八代市(1カ所)・人吉市(2カ所)・芦北町(1カ所)・球磨村(3カ所)等4市町村の仮設住宅団地(合計7カ所)を対象に、「BHNパソコンコーナー(パソコン、プリンター、ドコモおくダケWi-Fi設備等)」を開設して、「ICTを活用した被災地の地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。

2022年12月末、仮設住宅団地の住民数が減少したことから、役場担当課と打ちわせ、人吉市(1カ所、村山公園仮設団地)・芦北町(1カ所、女島ゆめもやい緑地仮設団地)の2カ所における活動を終了し、BHNパソコンコーナーを撤去回収しました。

 

2023年度には、熊本県八代市(1カ所)・人吉市(1カ所)・球磨村(3カ所)(合計5カ所)を対象に、BHNパソコンコーナー(パソコン、プリンター、ドコモおくダケWi-Fi設備等)の定期巡回設備点検業務を継続しました。この間、関係市町村役場及び社会福祉協議会等を訪ね、BHNパソコンコーナーの使用継続要望の確認業務を実施しました。

仮設住宅団地居住者数が大幅に減少したことから、2023年6月末、八代市(1カ所、八代市市民球場仮設団地)での活動を終了し、BHNパソコンコーナーを撤去回収しました。

2023年9月末、人吉市(1カ所)・球磨村(3カ所)では、要望によりパソコン及びプリンターを残置した上でWi-Fi設備のみ回収しました。2023年10月及び11月、人吉市(1カ所)・球磨村(3カ所)では、残置したパソコン及びプリンターの定期巡回設備点検業務を継続実施しました。

令和2年7月豪雨被災者支援事業

 

2024年1月30日、球磨村(1カ所、大王原公園仮設住宅団地)のパソコン及びプリンターを回収しました。球磨村・球磨村さくらドーム仮設団地、球磨村・球磨村グラウンド仮設団地、及び人吉市・西間上第一仮設団地では集会所に設置しているパソコン及びプリンターの定期巡回設備点検業務を継続実施しました。球磨川流域市町村のエリアマネージャー浦口 耕也氏、及び色見 高司氏・楠本 邦昭氏の3人が担当しました。

 

球磨村・大王原公園仮設住宅団地集会所
 パソコン及びプリンター回収作業
(2024年1月30日撮影)

 

球磨村・さくらドーム仮設住宅団地集会所
 パソコン及びプリンター定期巡回設備点検業務
(2024年1月30日撮影)

 

人吉市・西間上第一仮設団地集会所
 パソコン及びプリンター定期巡回設備点検業務
(2024年1月30日撮影)

 

熊本県球磨村・球磨村運動公園内に完成した
「特別養護老人ホーム・千寿園」
(2024年1月30日撮影)

 

2024年1月29日、球磨村役場担当課より、引き続き仮設住宅団地居住者数が見込まれることから球磨村・球磨村さくらドーム仮設団地集会所及び球磨村・球磨村グラウンド仮設団地集会所に設置しているパソコン及びプリンターの残置と定期巡回設備点検業務の継続実施要請が届きました。BHN熊本事務所では、球磨村役場から届いた特別要請に応えていきます。

 

 

令和2年7月豪雨被災者支援事業
理事(プロジェクトマネジャー)
有馬 修二

 

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*BHN 自主事業「令和2年7月豪雨被災者支援事業」、事業期間「2020年8月1日~2024年3月31日(予定)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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