インドネシアで「バックパックラジオ」を活用した防災プロジェクトを行うためクラウドファンディングを開始しました!(12月25日~1月31日まで)

2017年12月26日(火)16:40   生活向上のための支援

12月25日~1月31日まで、インドネシア・ムラピ山周辺地域のコミュニティラジオ局に、持ち運びできるラジオ局「バックパックラジオ」を提供し、放送スタッフにワークショップを行うため、クラウドファンディングに挑戦しています!
このプロジェクトを通じて、放送エリアに住む約5,000世帯(約2万9千人)の人々が、安全に生活することができるようになります。応援よろしくお願いします!

 
→クラウドファンディング“Readyfor”のプロジェクトページはこちら
 

 

<今回のプロジェクトについて>

インドネシアは年間約2,000件もの大規模災害が発生する”災害大国”です。ジャワ島中部に位置するムラピ山は、過去100年間で6回も噴火していて、2006年の噴火では5,000人が死亡し、2010年は300人が死亡、32万人の人々が避難生活を余儀なくされました。
 

地域に密着した情報を届けるメディアであるコミュニティラジオは、インドネシアに1,000を超える数が存在します。しかし、災害が起きた時には放送スタッフも逃げなければならず、一番必要とされる時に放送をすることができません。
 
このプロジェクトで導入を予定している「バックパックラジオ」は、ラジオ放送に必要な機材(アンテナ、FM送信機、バッテリー、ソーラーパネル)をリュック1つに入れ、スマホアプリを使って放送できる仕組みです。これがあれば、災害時にも、放送スタッフが移動しながら、地域の人たちが必要とする情報を放送し続けることができます。
 

今回集まった寄附で、バックパックラジオをムラピ山周辺地域のラジオ局に届け、そして現地のラジオスタッフ等関係者40人に対してラジオ放送の技術を強化するためのワークショップを実施します。支援予定のコミュニティラジオ局は、村民がボランティアで放送していて、技術的な知識が十分でなく、放送トラブルや機材の故障が起きているからです。
 
途上国への通信支援は、機器を提供して終わりではありません。
現地の人々がそのテクノロジーを心から納得して受け入れて、正しく扱い続けることができるようになってはじめて成果が生まれます。

バックパックラジオを提供して災害の警告・復旧・復興に関する情報を自ら発信し続けることを可能にし、放送エリアに住む約5,000世帯(約2万9千人)の人々が、安全に生活することができるようになります。

<資金の使途>

バックパックラジオ用機材(アンテナ・FM送信機・ソーラーパネル・バッテリー・ケーブル類など)費用:1台5万円×7台 350,000円
 

※本プロジェクトへのご寄附は税制優遇の対象です。
クラウドファンディングが成立した場合、後日「寄附領収書」を送付致します。
 
→クラウドファンディング“Readyfor”で寄附するにはこちら

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