関西にて報告会を開催~バングラデシュ・ハティア島へラジオ寄贈~

2016年5月24日(火)16:00   イベント、その他


去る5月11日(水)、JR大阪駅のすぐ前、大阪駅前第二ビルにおいて当会関西事務所主催の「バングラデシュ・ハティア島へラジオ寄贈の報告会」を開催し、BHN本部バングラデシュ担当の小峠忠義プロジェクト・マネージャーと内山智子プロジェクト・コーディネーターから報告を行いました。これは、昨年11月に初めて20か所のシェルターにラジオ寄贈できたことから、今回募金に協力頂いたNTT西日本グループ各社の関係者や個人の方をお招きし、支援活動の報告をしたものです。
 
まず、開始にあたり森本理事・関西代表より、当会へのご支援・ご協力に謝意を述べ、BHN関西事務所の取り組み等について説明しました。
 
その後、小峠忠義プロジェクト・マネージャーから、「バングラデシュ・ハティア島におけるコミュニティラジオを活用した地域住民の防災能力向上プロジェクト」の標題で、?ハティア島の災害脆弱性とプロジェクトの経緯、?コミュニティラジオの有用性、?地域社会へのアプローチ(住民参加、学校防災教育、地域防災計画の作成と避難訓練)について報告がありました。
 
それに続いて、内山智子プロジェクト・コーディネーターから「サイクロンシェルターにラジオを届けよう!~ラジオ贈呈式の模様~」の標題で?寄贈プログラムの経緯、?贈呈式の模様、?贈呈されたラジオの管理について報告しました。
 
関西事務所からは、現在までの募金状況を説明しました。2016年4月末で合計79件、約40万円の寄付金があり、第1回目のラジオ20台の寄贈で14万円使用し、残額については時期を見て第2回目のラジオ寄贈を予定していることを説明し、また島内全シェルター150か所に寄贈するためには、なお65万円必要なため、今後も引き続きお宝エイド等物品寄付及び現金寄付の協力をお願いしました。
 
その後質疑応答があり、出席者からはバングラデシュ・ハティア島の現況について宗教、治安及び民族性について質問があり、よりバングラデシュを知ろうという熱いお気持ちが感じられました。また、寄付についての問い合わせもありました。
 
今回初めての試みでしたが、皆様の協力で無事終了できたことを心から感謝申し上げます。
今後、関西事務所として現地に赴き実態を視察し直接皆様の募金を届けることができればと思っています。更なるご支援とご協力を賜わりますようお願いします。
 

関西事務所 松井 正二

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