第8回BHNチャリティコンサートが終了しました

2014年5月19日(月)13:00   イベント、その他

去る4月6日(日)練馬区立練馬文化総合センター大ホールで、第8回BHNチャリティコンサートを開催しました。今回のコンサートの出演者は、2012年にも共演をした加藤登紀子さん とNTT東日本東京吹奏楽団です。

 

● コンサート当日の会場の様子

 

当日は、雪の心配のない4月のコンサートのはずだったのに雨もちらつくとても肌寒い日になってしまいました。顔なじみになったお客さんの長い行列は皆さん傘持ちです。

 

コンサートの運営は今年で8回目ですが、開場後いかにスムーズにお客様を席にご案内することが出来るか等、毎回、同じ課題が気掛りになります。今年の会場は入り口が狭くて心配でした。

 

しかし今年は強力なサポートとして、文京学院大学、恵泉女学園大学等の学生さんらが7名もボランティア参加して、会場整理や募金集めを受け持ってくれたので、大助かりでした。彼女たちの明るく元気な若い力が、高年齢が多いBHNスタッフに混じって一層華やかな雰囲気となって会場を包みました。

 

 

開演前のひとときを使って6人ほどの団員が舞台の袖に出てきて小さなコンサートをしてくれました。例年、ホワイエのロビーコンサートが好評なのですが、今年は会場側の都合でステージ袖での演奏となりましたが、これもまた趣向が変わってお客様に喜ばれました。開演前の緊張する時間なのに、吹奏楽団員の方々のサービス精神には、ただただ感謝するばかりです。

 

● 加藤さんと楽団との化学反応

 

第一部の楽団単独の演奏のグレンミラーのムーンライトセレナーデは会場整理が忙しかったのでモニターで聞きながら走り回っていましたが、気が付いてみたら結構大きな声でハミングをしていました。BHNのスタッフも同様の方が多かったのではないでしょうか。

 

第二部の加藤登紀子さんとの共演になると気にかかるので会場の音響スタッフの隣に座って聞くことにしました。なぜなら、先日のリハーサルで楽団と加藤登紀子さんの歌がピッタリするまでに過去の2回よりも時間がかかった感じがしたので心配になっておりました。

 

ところが、今日の加藤登紀子さんは持ち前の歌声のなかにシッカリこぶしが利いているような力強さを感じました。楽団もまたピッタリと息があってのびのびと演奏していました。感動で身動きも出来ないような興奮のうちに「愛の讃歌」では最高潮に達しました。アンコールは3曲もサービスするトキコさんにお客さんは大満足で帰っていかれました。

 

トキコさんの追っかけグループの婦人たちは帰りがけに「今日のトキコさんは凄かったわ!」と興奮していたので、私一人の感じではなかったと実感しました。

 

後ほど楽団員の一人が「こうした化学反応が出てくることがあるんですね!演奏していてみんなの出来が凄いので、オイ マジカヨ!ビックリしながら自分も負けずに夢中で演奏していました。」

 

アンコールも一段落したところで藤田理事長が大きな花束を抱えて舞台に上がり、加藤登紀子に渡し、加藤登紀子、指揮者および楽団員、観客の皆さんに感謝の挨拶をしました。

 

1年掛けて準備してきたコンサートも終わり、記憶に残るすばらしい演奏を実現することが出来た満足感に浸っていましたが、ふと明日は来年の会場抽選だと思い出しました。次回のチャリティコンサートをお楽しみに!

 

チャリティコンサート担当 篠原 浩一郎(理事)

 

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