「ネパール地震から1年 ~思い出そう 思い続けて行こう ネパール」 メモリアルイベント開催

2016年4月6日(水)17:47   イベント、その他

特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)およびジャパン・プラットフォーム加盟NGOが構成する「ネパール中部地震被災者支援ワーキンググループ」は、2016年4月23日(土)、東京都千代田区の上智大学四谷キャンパスにて「ネパール地震から1年~思い出そう 思い続けて行こう ネパール~」を開催いたします。BHNも実行委員会メンバーとして、共にイベントを運営します。
 
2015年4月25日に発生したM7.8の地震被害は、死者8,900人、全壊家屋60万軒超、半壊家屋28万軒超に上りました(※)。これに対してジャパン・プラットフォームでは、これまで加盟NGO 15団体が、緊急支援物資の配布、仮設住居建設、仮設校舎およびトイレの設置、教育支援、公共水道施設の応急修理、保健衛生支援など25事業を完了し、現在、コミュニティインフラ整備などの6事業を実施しています。
 
震災から1年が経ち、ネパールの被災地に関する情報は大幅に減少していますが、現地はいまだに復興の途上にあります。本イベントは、ネパールのことを改めて想起する場として、震災前からネパールが抱えていた各種の複雑な問題、地震がそれらの問題に与えた影響、今後の復興への道のりを来場者に伝えるとともに、今後もネパールに関心を持ち、それぞれができる方法で関わっていただくためのメッセージを発信します。
 
イベント当日は、国際協力の実務に長年関わり、ネパールの市民社会について研究を行っている田中雅子氏を基調講演者に迎え、ネパール現代史における地震の影響、および今後の課題について提起します。その後、震災復興に携わったNGO、個人、企業により、各々の立場から見たネパール社会と地震、それに対する支援の概要・成果、今後の支援の方向性を語るパネルディスカッションを行います。
これらを通じて、ネパールの今後の復興と発展に向けて何を目指していくべきなのか、そのために日本からなにができるのかを考えます。

(JPFプレスリリースより)

皆様のご参加をお待ちしております。
 
*本イベントは、外務省日・ネパール外交関係樹立60周年記念事業として認定されました。
 

※出典 OCHA Humanitarian Bulletin Nepal Earthquake Issue 04 (Final Issue) | 1 – 30 September 2015

 
 

「ネパール地震から1年 ~思い出そう 思い続けて行こう ネパール」

 
日時:2016年4月23日(土)13:00~16:00 (開場12:30)
場所:上智大学四谷キャンパス(12号館102演習室)
主催:JPF、ネパール中部地震被災者支援ワーキンググループ
参加費:無料
言語:日本語
定員:200名
 
<申し込み>
以下の申込みフォームよりお申し込みください。
(ジャパン・プラットフォームHPにジャンプします)
http://www.japanplatform.org/event/kaigai/
 
<内容>
◾開会挨拶
◾基調講演:田中雅子氏(上智大学教員/ネパール地震ジェンダー配慮支援の会 代表)
 ・大地震は社会再編をもたらすか―国家再建の途上で起きた災害
◾JPFネパール中部地震被災者支援プログラム紹介
◾パネルディスカッション
 ・様々な立場で震災支援に携わった方々から見たネパール社会と地震、それに対する支援の
  概要・成果、今後の支援の方向性
 ・パネリスト
  - Sharad Chandra Rai氏(YouMe Nepal 代表理事)
  - 吉椿雅道氏(CODE海外災害援助市民センター 事務局長)
  - 浅原明男氏(ヒマラヤトレキッング・登山専門 株式会社サパナ)
  - 田中雅子氏
◾休憩、被災者支援活動展示スペース見学
 ・各NGOの被災者支援活動の展示スペースを自由に見学
◾来場者とのQ&Aセッション
◾総括:橋本笙子氏(ADRA Japan 理事・事業部長)
 ・今後もネパールのことを忘れずにいてもらうためのメッセージ

 

【このイベントに関するお問い合わせ】

こちらのページをスクロールし、下部に記載されている連絡先(ジャパン・プラットフォーム担当者)へお問い合わせください。

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