第58回理事会・講演会を開催

2013年12月18日(水)15:00   イベント、その他

 

12月13日(金)NTT上野ビル会議室において第58回理事会が開催されました。出席者は理事15名(他に委任状8名)で、2013年度の9‐11月期事業報告と今年度の収支見通しが報告され了承されました。

 

● 理事会

 

冒頭、藤田理事長よりBHNの事業の現状と課題が紹介された後、事務局より議案として、2013年度9-11月の事業報告と同年度の収支見込みが報告され、原案通り(以下の内容が)了承されました。

 

理事会の様子

①ミャンマーにおける新規事業の開始

・カレン州における電力支援による避難民帰還にむけた生活環境整備事業

・南部デルタ地帯におけるCAシステムを活用した地域住民の生活環境改善事業

・また、3月に開始したバングラデシュ・ハティア島コミュニティラジオ事業では、ラジオ局及びCAシステムの建設工事が開始

 

②BHN人材育成プログラムにおいては、第16回前期研修がマレーシア・マルチメディア大学(MMU)が開講(9カ国から9名が参加)

 

③東日本大震災被災者支援活動ではコミュニティ支援、健康維持支援、放送局支援などを継続実施中

 

④11月初旬にフィリピン中部を直撃した台風30号(ハイエン)の被災者支援のため緊急支援初動調査隊を11月中旬から二週間派遣し、その調査報告をベースに初期事業を立案中

 

● 講演会

 

理事会終了後、講演会が開催され、一般財団法人 海外産業人材育成協会(HIDA 2017年7月1日以降AOTS)米田 裕之理事に「途上国研修生を通して見た国際協力」と題し講演いただきました。

 

講演を行うHIDA米田理事

HIDAは、1959年の海外技術者研修協会(AOTS:2012年に海外貿易開発協会と合併しHIDAとなる)創立以来、170カ国・地域からの延べ35万人の研修を実施しており、技術移転のみならず日本社会への理解を深めることに大きく寄与されていることに皆感銘を受けていました。

 

当会の人材育成プログラムはHIDAのご協力によって毎年実施しております。今後、世界に広がったHIDAの同窓会ネットワークは、当会の課題でもある人材育成プログラム修了者による同窓会作り(BHN Human development program Network) に大いに参考になるものでした。

 

事務局長 山下 孚

 

あなたにできる支援

BHNは、情報通信技術(ICT)を活用し、開発途上国や国内外の被災地の人々の安全・安心を守り、生活環境の改善や社会的課題の解決を目指しております。このため、多くの方々の温かいご支援・ご協力を必要としています。BHNでは世代を問わず幅広い分野の方々の熱意と持てる力、これまで蓄積されたご経験を色々な方法で役立てることができます。皆さまに合った方法でBHNの活動に是非ご参加ください。

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