2020年9月2日のHDCSのパンデミックコロナレポート

2020年10月13日(火)16:58

 

≪最近のネパールでのコロナ感染状況≫

 すでにネパール全体では40,529名の感染が確認され、うち22,178名は回復しています。(10/6の情報では感染者90,814人です)さらに新型コロナが蔓延しているだけでなく、治療の最前線にいる医療関係者の間にも感染の恐怖が拡がっています。

ネパールのコロナに関わっている医療関係者のうち、医師、看護師、検査師等のうち500名には、すでに陽性反応が出ていて、HDCS参加の病院でも2名のスタッフが感染してしまいました。

●9月までの状況はこちら

ラムジュン地区コミュニティ病院での朝の回診

 

4月~9月までの6カ月間の活動レポート≫

HDCSの病院の状況

3病院のうちの一つ、ネパールの首都カトマンズに一番近いラムジュンコミュニティ病院(ラムジュン郡)では、コロナの脅威がますます高まっていて、この6カ月間に198名の感染者の治療を行っています。今なお66名が同病院で治療を受けていますが、ベッドが足りず政府のオフィスに男性患者42名もの方がたが収容されているとのことです。

 

チョウジャリ病院(西ルクム郡)は、この6カ月の間に55名の感染者を受入れ、現在は23名が入院しています。

これらの3病院では、コロナ治療のみならず、一般の患者や緊急患者も併行して受け入れていて、6カ月間で約40,000人の一般患者(出産:1,108件、緊急手術:1,719件、救急患者:6,964件)の治療を行いました。

 

母親にカウンセリングを行う医師(ラムジュン地区コミュニティ病院母子病棟)

 

以上の報告のように、HDCS傘下の病院は大変忙しく人手も足りない現状ですが、大きな問題は治療に掛かる費用の負担です。相変わらず薬品、検査薬、防護服、救命用酸素ボンベ、電力用燃料ガソリン等の費用の負担が大きく、また、医療スタッフへの給料も充分には支払われていない状況です。

 

入院治療中の患者

 

すでに日本から送られた2,000ドルの支援金に対しては、HDCSより心から感謝のこもったメールが送られていますが、一日も早くこの状況が改善されますよう、引き続き皆さまの暖かいご支援、ご協力をいただきたく、心よりお願いいたします。

 

【BHNが行なっている新型コロナ対策支援募金の情報はこちら】

 

 

現地レポート

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