国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業~熊本事務所の取り組み、益城町木山下辻団地で防災・スマホ研修会~

2023年9月28日(木)13:27

 

 

BHN熊本事務所(所長 色見 高司氏)は、2016年4月に発災した熊本地震被災地(熊本市、益城町、嘉島町、御船町、甲佐町、西原村、南阿蘇村等合計7市町村)おいて、復興フェーズ毎に(避難所フェーズ 6カ所、仮設住宅団地フェーズ 47カ所、災害公営住宅団地フェーズ 9カ所)、各種の工夫を取り入れた「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。熊本地震被災者支援事業

BHN熊本事務所では、益城町木山下辻団地よりICTを活用した支援活動の継続要請を受けました。「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」において、支援活動の継続要請に積極的に応えつつ、併せて、①熊本事務所の事業継続及び近接地域で発生する新しい国内災害へ即応体制の維持、②地震災害被災者支援事業で獲得した各種経験・ノウハウのデジタル資料化、③南海トラフ巨大地震及び首都直下地震等に備える「既得通信機材を利活用する広域災害後方支援ICT機能整備」等を進めていきます。国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業

2023年8月18日、「第2回 防災・スマホ教室」、熊本県益城町木山下辻団地、住民8人、講師はBHN熊本事務所の色見 高司氏、井嶌 都氏、吉田 和子氏、楠本 邦昭氏が担当しました。この日のテーマは「熊本県が作成している防災ハンドブック等を活用したICT防災学習(続き)、スマホの各種活用法」を行いました。

 

● 防災ハンドブック等を活用したICT防災学習

前回に引き続き、「熊本県作成の防災ハンドブック」を教材として活用しました。「風水害から身を守る(P03~05)」、「土砂災害から身を守(P06~08)」を説明して、 みんなで話し合いました。併せて、「熊本県作成の防災ハンドブック」を各自のパソコン、スマホに取り入れて何時でも見られる状態にしました。色見 高司氏が講師を担当しました。

 

「熊本県防災ハンドブック」
(熊本県発行 危機管理防災課 令和2年度版)

 bousai02.pdf (pref.kumamoto.jp)
 ◆画像をクリックするとPDFが開きます◆

 

● スマホの取り扱い練習

スマホの取り扱いについて様々な要望が寄せられました。この日は、スマホの写真データをパソコンに取り込む方法や、更に、スマホにGoogleアプリを取り入れ、これを利用して、色々と面白いことが出来ることを学びました。井嶌 都氏が講師を担当しました。

 

益城町木山下辻団地集会所のスマホ講座、スマホ写真データ取り込み
(2023年8月18日撮影)

 

益城町木山下辻団地集会所のスマホ講座、Googleアプリ活用法
(2023年8月18日撮影)

 

益城町木山下辻団地のスマホ講座、揃って記念写真
(2023年8月18日撮影)

 

2023年9月15日、「第3回 防災・スマホ教室」、熊本県益城町木山下辻団地、住民6人、講師はBHN熊本事務所の色見 高司氏、井嶌 都氏、吉田 和子氏、楠本 邦昭氏が担当しました。この日のテーマは「熊本県が作成している防災ハンドブック等を活用したICT防災学習(続き)、スマホの各種活用法」を行いました。

 

● 健康体操

 益城町木山下辻団地集会所前、揃って健康体操から始めました。

 

益城町木山下辻団地集会所前、揃って健康体操
(2023年9月15日撮影)

 

● 防災ハンドブック等を活用したICT防災学習

前回に引き続き、「熊本県作成の防災ハンドブック」を教材として活用し、「地震災害から身を守る(P09~12)」を説明して、みんなで話し合いました。色見 高司氏が講師を担当しました。

 

熊本県作成の防災ハンドブック、地震災害から身を守る
(2023年9月15日撮影)

 

● スマホの取り扱い研修

この日は、テキスト「世界一やさしいスマートフォン」から、「OK Google」と話しかけて音声検索しように、挑戦しました。井嶌 都氏が講師を担当しました。

 

益城町木山下辻団地集会所のスマホ講座、音声検索に挑戦
(2023年9月15日撮影)

 

BHN熊本事務所による益城町木山下辻団地での防災・スマホ研修会は、集会所前での健康体操を組み入れ、すっかり軌道に乗ってきました。

 

 

国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業
理事(プロジェクトマネジャー)
有馬 修二

 

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*BHN 自主事業「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」、事業期間:「2019年4月1日~2027年3月31日(以後、継続していく予定)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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