国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業~熊本事務所の取り組み、益城町木山下辻団地で防災・スマホ研修会~

2023年12月11日(月)16:24

 

 

BHN熊本事務所(所長 色見 高司氏)は、2016年4月に発災した熊本地震被災地(熊本市、益城町、嘉島町、御船町、甲佐町、西原村、南阿蘇村等合計7市町村)おいて、復興フェーズ毎に(避難所フェーズ 6カ所、仮設住宅団地フェーズ 47カ所、災害公営住宅団地フェーズ 9カ所)、各種の工夫を取り入れた「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。熊本地震被災者支援事業

 

BHN熊本事務所では、益城町木山下辻団地よりICTを活用した支援活動の継続要請を受けました。「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」において、支援活動の継続要請に積極的に応えつつ、併せて、①熊本事務所の事業継続及び近接地域で発生する新しい国内災害へ即応体制の維持、②地震災害被災者支援事業で獲得した各種経験・ノウハウのデジタル資料化、③南海トラフ巨大地震及び首都直下地震等に備える「既得通信機材を利活用する広域災害後方支援ICT機能整備」等を進めていきます。国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業

 

2023年10月20日、「第4回 防災・スマホ教室」、熊本県益城町木山下辻団地、住民4人、講師はBHN熊本事務所の色見 高司氏、井嶌 都氏、吉田 和子氏、楠本 邦昭氏が担当しました。この日のテーマは「熊本県が作成している防災ハンドブック等を活用したICT防災学習(続き)、スマホの各種活用法」を行いました。

 

● 防災ハンドブック等を活用したICT防災学習「津波災害から身を守る」

前回に引き続き、「熊本県作成の防災ハンドブック」を教材として活用しました。「津波災害から身を守る(P13~15)」をTV画面に映し、みんなで話し合いました。更に、「熊本県作成の防災ハンドブック」を各自のスマホに取り込んで、確認しながら討論を続けました。色見 高司氏が講師を担当しました。

 

「熊本県防災ハンドブック」
(熊本県発行 危機管理防災課 令和2年度版)

 

bousai02.pdf (pref.kumamoto.jp)

◆画像をクリックするとPDFが開きます◆

 

色見講師、「防災ハンドブック、津波災害から身を守る」をTV画面に写しながら説明
(2023年10月20日撮影)

 

● スマホの取り扱い練習「Googleマップ等」

スマホの取り扱いについて様々な要望が寄せられました。この日は、「Google マップを使った地図の見方」を指導しました。井嶌 都氏が講師を担当、自身のスマホ画面をTV画面に写して、受講生の理解度を上げながら説明しました。

 

井嶌講師、「Google マップの使い方」を説明
(2023年10月20日撮影)

 

井嶌講師、受講者の理解度を確認中
(2023年10月20日撮影)

 

2023年11月17日、「第5回 防災・スマホ教室」、熊本県益城町木山下辻団地、住民6人、講師はBHN熊本事務所の色見 高司氏、井嶌 都氏、吉田 和子氏、楠本 邦昭氏が担当しました。この日のテーマは「熊本県が作成している防災ハンドブック等を活用したICT防災学習(続き)、スマホの各種活用法」を行いました。

 

● 防災ハンドブック等を活用したICT防災学習

前回に引き続き、「熊本県作成の防災ハンドブック」を教材として活用し、「火山噴火から身を守る(P18~20)」を説明して、みんなで話し合いました。色見 高司氏が講師を担当しました。

 

色見講師、「防災ハンドブック、火山噴火から身を守る」をTV画面に写しながら説明
(2023年11月17日撮影)

 

● スマホの取り扱い研修

この日は、受講生からの寄せれるいろいろな疑問に対し、井嶌講師は大型テレビ画面に自分のスマホ画面を映しながら直接回答を説明しました。さらに、分かり難いところは受講生のスマホを使って説明します。

 

井嶌講師、「大型テレビ画面に自分のスマホ画面を映しながら」説明
(2023年11月17日撮影)

 

井嶌講師、「分かり難いところは受講生のスマホを使って」説明
(2023年11月17日撮影)

 

吉田講師、本日から参加した二人に個別指導
(2023年11月17日撮影)

 

 

国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業
理事(プロジェクトマネージャー)
有馬 修二

 

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*BHN 自主事業「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」、事業期間:「2019年4月1日~2027年3月31日(以後、継続していく予定)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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