BHN熊本事務所の令和2年7月豪雨被災者支援活動 ~芦北町社会福祉協議会から友情・指導参加を受けて~

2022年6月2日(木)11:51

 

 

2020年7月に発災した令和2年7月豪雨は、熊本県南部球磨川流域市町村に甚大な人的・物的被害をもたらしました。BHN熊本事務所(所長 色見 高司氏)では、被災した球磨川流域市町村のうち、応急仮設住宅団地を建設して復興に取り組む、熊本県八代市・人吉市・芦北町・球磨村等4市町村の仮設住宅団地集会所等(合計8カ所)を対象に、「ICTを活用した被災地の地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施しています。

BHN熊本事務所は、熊本地震被災者支援事業で獲得した経験・ノウハウを活用し、熊本地震被災者支援活動と令和2年7月豪雨被災者支援活動を一体的に実施しています。現在では、球磨川流域に住むBHN熊本事務所メンバーが中心となって、八代市・人吉市・芦北町・球磨村等4市町村の仮設住宅団地集会所へ開設したBHNパソコンコーナー(パソコン、プリンター、Wi-Fi設備)への定期巡回設備点検及び活用相談等に対処しています。

芦北町では「ゆのうら会スマホ教室」を開催しています。部屋の自然換気、扇風機換気、検温、手指消毒、机椅子消毒等々新型コロナウイルス感染症防止対策をして開催しています。この日の主任講師は鶴田 久穂氏が担当しました。研修テーマは「カメラの撮り方、写真の送信、文字入力、マップの使い方、位置情報の検索、地図アプリを生活に生かす」等々、盛り沢山のテーマになりました。この日は、芦北町社会福祉協議会職員・草野 洋平氏が友情・指導参加をしてくださいました。

 

ゆのうら会スマホ教室、この日の主任講師は鶴田 久穂氏
(2022年5月25日撮影)

 

芦北町社会福祉協議会職員(草野 洋平氏)が友情・指導参加
(2022年5月25日撮影)

 

スマホ操作研修中、講師は湯治 清氏
(2022年5月25日撮影)

 

ゆのうら会スマホ教室の最後に、全員参加の短い茶話会を開催しました。スマホ機種が多種多様のため、また、理解度に個人差があるため、個人毎に時間を取られてスマホ教室がスロウダウンする場合がある。そこで、スマホの使い方を楽しく理解できるように、ライン(LINE)を楽しく理解してもらうため、参加者間でトークやスタンプを送信し合い、「互いの交流を深めよう」と話し合いました。

 

 

令和2年7月豪雨被災者支援事業
プロジェクトマネジャー(理事)
有馬修二

 

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*BHN 自主事業「令和2年7月豪雨被災者支援事業」、事業期間「2020年8月1日~2023年3月31日(予定)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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