2020年10月22日のHDCSのパンデミックコロナレポート

2020年10月29日(木)14:21

 

ネパールの感染者のトータルが 10月1日の79,728人から 10月27日の160,400人と、1カ月足らずの間に約8万人増加となり、ほぼ倍増しました。 (経済再開に伴う反作用だと思われます。)

前回の【パンデミックコロナレポート】

 

ネパール政府は感染者にかかる費用のすべてを負担する力はないと表明し、自宅隔離のコロナ患者の死亡の際は埋葬サービスを行わない(自費で負担)と決定しました。

急激な感染者増加で状況は悪化しています。

 

新型コロナ感染地域累積分布状況

 

貧困者、肢体不自由者、介助のない人(helpless),女性の単身者、高齢者、及び治療の前線で働く医療保健関係者、公共・セキュリティの従事者等には検査や治療の費用を今まで通り無料で政府が負担します。しかし、その他の者は検査、治療の費用は自己負担となります。

ちなみに、私的機関で検査にかかる費用は2.000円ほどで一般ネパール人には大きな負担です。

 

 

COVID-19の症例が急増する中、政府は自宅隔離の患者についての「Covid-19感染死亡者管理ガイダンス」を改訂し、死亡、葬儀、ならびに親族による埋葬については、地方官庁あるいは警察に届け出ることが求められ、60才以上あるいは子供は葬儀に関与させないよう規定しています。

 

カトマンズは現感染者数のほとんど半数を占めており、自宅隔離者が多数にのぼっていて、病院ではベッドが満杯です。

また、HDCSの3病院のうちラムジュン病院のみが新型コロナ患者の治療にあたっていて、多くの人々が検査や入院を求めて殺到しています。より安全な検査を行うため同病院は屋外でのテント診療を始めましたが、すべてのベッドと病棟がコロナ患者で満杯となっています。

患者の血液サンプルを採取する:ラムジュン地区コミュニティ病院(LDCH)

 

テントでの乳児の予防接種:ラムジュン地区コミュニティ病院(LDCH)

 

手術中の医師:チョウジャリ病院(CHR)

 

ネパールでは他の国に見られない急速なコロナの蔓延が衰えを知らずいまだに増加傾向にあります。

 

引き続き皆さまの温かいご支援、ご協力を

心よりお願いいたします。

 

 

【BHNが行なっている新型コロナ対策支援募金の情報はこちら】

 

現地レポート

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