国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業~広島事務所、令和8年熊本地震への広域災害後方支援活動(35)~

2026年10月5日(月)13:48

 

紙情報のデジタル化研修、BHN広島事務所からBHN第2熊本事務所へ第1回目機器発送

 

BHN広島事務所(所長:福田 卓夫氏)は、2018年西日本豪雨被災地(広島県)、2021年令和3年7月・8月豪雨被災地(島根県、広島県)を対象に、「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施しました。西日本豪雨被災者支援事業

BHN広島事務所では、西日本豪雨被災地の広島県呉市天応大浜地区・安浦地区及び令和3年7月・8月豪雨被災地の島根県大田市北三瓶地区の3つの支援活動拠点より、ICTを活用した支援活動の継続要請を受け、「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」において、支援活動の継続要請に積極的に応えています。①広島事務所の事業継続及び近接地域で発生する新しい国内災害へ即応体制の維持、②西日本豪雨災害被災者支援事業等で獲得した各種経験・ノウハウのデジタル資料化、③南海トラフ巨大地震、首都直下地震、日本海溝・千島海溝沿い巨大地震、地球温暖化に伴うスーパー台風・線状降水帯・洪水災害・高潮災害等、新しい国内巨大災害に備える「既得及び新規通信機材を利活用する広域災害後方支援ICT機能整備活動」を進めています。国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業

2024年1月1日16時10分に発生した令和6年能登半島地震、更に、2024年9月20日から発生した令和6年奥能登豪雨災害に対し、BHN広島事務所がまとめ役となり、2024年4月1日に開設したBHN北陸事務所が実施する令和6年能登半島地震被災者支援事業に対し、遠隔地から支援する「広域災害後方支援活動」を実施し、令和6年能登半島地震被災者支援事業は順調に軌道に乗っています。更に、BHN広島事務所では、「BHN北陸事務所が担当している令和6年能登半島地震被災地とBHN広島事務所が担当してきた2018年西日本豪雨被災地等との被災地間ネット交流会」を実施しました。

 2026年7月28日16時27分に発生した令和8年熊本地震に対し、BHN広島事務所とBHN北陸事務所は、BHN広島事務所がまとめ役となり、2026年9月1日に開設したBHN第2熊本事務所が実施する令和8年熊本地震被災者支援事業に対し、遠隔地から支援する「広域災害後方支援活動」を開始しました。

今回は、2026年9月16日広島県呉市天応地区、9月18日広島県呉市安浦地区、9月16日BHN広島事務所からBHN第2熊本事務所へ第1回目機器発送、等について報告します。

テーマは「紙情報のデジタル化、BHN広島事務所からBHN第2熊本事務所へ第1回目機器発送」です。

 

 

■2026年9月16日、研修場所、広島県呉市天応地区

 

2026年9月16日午後、広島県呉市天応大浜アパート集会所、呉市天応地区住民5名、坂町住民1名、この日の研修テーマは「紙情報のデジタル化」、講師はBHN広島事務所の沖野 啓子氏(主任講師)、岡崎 幸子氏、杉原 瑞枝氏、廣中 香氏、寺岡 和子氏(応援)の5名が担当しました。北三瓶の9月テキストを使って研修しました。

 

●BHN広島事務所の活動、いつものように、CO2センサーで環境確認からスタート!

この日は暑さも一段落し、気持ちの良い午後になりました。しかし、全国では、インフルエンザ、コロナ感染症等の流行の兆候が発生しています。BHN広島事務所では、いつものように、CO2センサーを活用した環境確認からスタートしました。

 

いつものように、CO2センサーで環境確認からスタート!
(2026年9月16日撮影)

 

●北三瓶研修センター9月テキスト、更に、9月カレンダー等の紙情報を準備

先月、取り替えた新しいプリンターを活用して、今日の資料を印刷(北三瓶の9月テキスト、9月カレンダー等の紙情報)、スマホ研修会の準備を完了しました。

 

新しいプリンターで、今日の資料を印刷
(北三瓶の9月テキスト、9月カレンダー等の紙情報を準備)
(2026年9月16日撮影)

 

●『紙情報のデジタル化』に挑戦!

 

主任講師はBHN広島事務所・沖野 啓子氏
(2026年9月16日撮影)

 

はじめに、取り込んだ情報を保存するフォルダを作成、ここではフォルダ名をつけるところで苦戦しました。フォルダを見つけやすくする工夫として、■記号をフォルダ名の頭につけることにしていたのですが、■(しかく)を出す変換で戸惑いました。普段の文字入力には出てこないので、難しかったようです。

次に、資料として準備した「広島県からのお願い」チラシを取り込んでもらいました。カメラが自動的に紙のサイズを読み取って、きれいに写してくれるので、皆さん感動していました。

保存場所を確認して、アップロード、裏と表で2回練習しました。何回も取り込み作業を試しました。更に、不要になった場合の削除についても説明しました。

 

■付きフォルダ名作成、チラシ取り込み、保存場所確認
(2026年9月16日撮影)

 

資料の共有等に便利に使えるように、何度も繰り返し練習してみるといいですよねと、確認しました。更に、資料整理の仕方まで確認しました。

 

これは便利、何度も繰り返し練習してみるといいですよねと、確認!
(2026年9月16日撮影)

 

 

■2026年9月18日、研修場所、広島県呉市安浦老人福祉会館

 

2026年9月18日、広島県呉市安浦老人福祉会館、住民5名、この日の研修テーマは「紙情報のデジタル化」、講師はBHN広島事務所の廣中 香氏が担当しました。北三瓶研修会と同じ資料を使いました。

 

●「Googleドライブで紙情報をデジタル化」に挑戦

先ず、Googleドライブとはなにか?そんな質問を受けました。ここはGeminiに聞いた方がわかり易く説明してもらえるので聞いてみました。答えは【インターネット上にある自分専用のファイル保管庫(貸しロッカー)のようなサービス】と回答がありました。書類等を紙で持ち歩くよりもスマホの中に入れておけば、いつでも簡単にその書類を見ることができることを説明に加えました。

Googleドライブがなんとなく理解できたところで、テキストに沿って実際に紙情報をデジタル化する作業を行いました。

Googleドライブのカメラを起動してデジタル化したい用紙を撮影しますが、座ったままでは長方形に収まりません。用紙とカメラを平行に撮るのがいい等、上手な撮り方を話しながら取り組みました。せっかくスキャン用のファイルを作ったのに、保存するファイルの選択をしなかったためやり直しをすることもありましたが、何とか紙情報をデジタル化して保存することができました。

 

Googleドライブのアプリを探すことから始めました
(2026年9月18日撮影)

 

ファイルを作成してそのファイルにアップロード
(2026年9月18日撮影)

 

保存する先のファイルを正しく選択することが大事
(2026年9月18日撮影)

 

●特定健診のWeb問診票提出

事前に、広島県呉市で実施している特定健診の問診票がWeb問診システムに変わり、一人でするには不安だとの相談がありましたので、今回それぞれに郵送されたWeb問診システムの書類ごと持参されるようお願いしました。

みんなですると怖くない、そんな思いも感じました。それぞれに届いた書類の中のQRコードを読み取ります。これは何度もしているので皆さんスムーズにできました。あとは生年月日を入力したら、質問に沿って項目を入力するだけで終わりです。

最後に内容を確認して送信して手続きは完了しました。想像していたよりは簡単だったけど、やはり一人でするには不安だね、と話されていました。

 

 

■2026年9月16日、BHN広島事務所からBHN第2熊本事務所へ第1回目機器発送

 

2026年9月14日、令和8年熊本地震への広域災害後方支援活動を実施しました。2026年9月16日、BHN広島事務所からBHN第2熊本事務所へ第1回目機器発送業務を実施しました。

 

令和8年熊本地震への広域災害後方支援活動 概要説明
(2026年9月14日撮影)

 

令和8年熊本地震への第1回目発送用梱包作業完了
最後に、みんなで集合写真を撮りました
(2026年9月14日撮影)

 

第1回目の機器発送業務では、BHN第2熊本事務所開設用機器類一式、及びBHNカラープリンターコーナー開設用機器類/BHNパソコンコーナー開設用機器類各一式を発送しました。

カラープリンター2台、インクセット2個、A4判印刷用紙2冊、パソコン2台、タブレット4台、据え付け型Wi-Fiルーター1台、モバイル型Wi-Fiルーター1台、HDMIケーブル2本、電源コード4本、CO2センサー2個、体温計2個、USB→HDMI変換1個、携帯用スピーカー1個、ワイヤレスイヤホン1個、充電ケーブル1個、モバイルバッテリー1個、スマートウォッチ1個、BHN北陸事務所作成スマホ研修用テキスト100冊でした。

BHN第2熊本事務所(所長 守田 富男氏)では、BHN第2熊本事務所内において、全ての機器類の正常性を確認しました。併せて、BHN第2熊本事務所では、氷川町、八代市、宇城市等に建設される仮設住宅団地集会所等に、BHNカラープリンターコーナー開設(一部、BHNパソコンコーナー開設)・定期巡回設備点検・活用相談業務、シニア世代向けスマホ研修会開催、更に、令和6年能登半島地震被災地及び2018年西日本豪雨被災地間をネットで結ぶ被災地間交流会等を実施する「ICT技術を活用した令和8年熊本地震被災者支援活動の開始を目指して、被災地行政部門への現地調整業務」に着手しました。

 

 

■JPF広報映像にてBHNの支援活動が紹介されました 

 

2025年10月31日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)のYouTubeチャンネル「ソーシャルグッド タイムズ」において、BHNの国内災害被災者支援活動「令和6年能登半島地震被災者支援事業」が紹介されました。この映像は、2025年10月10日、及び16日に実施された現地取材をもとに制作されたものです。

 

●配信映像はこちら

JPF【ソーシャルグッド タイムズ】#20

BHNテレコム支援協議会「ICTを活用 シニアを被災地の主役に」

▶️ https://youtu.be/TXbnB64Rn4A

 

JPF【ソーシャルグッド タイムズ】#20
BHNテレコム支援協議会「ICTを活用 シニアを被災地の主役に」

 

●関連するBHN活動報告を掲載

BHNの公式ウェブサイトでは、関連するBHN活動報告を掲載しています。

「令和6年能登半島地震被災者支援事業 ~珠洲市・穴水町・輪島市の集会所を活動拠点にした、ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動への取り組み(31)~」

 

BHNの公式ウェブサイト
「令和6年能登半島地震被災者支援事業(No.31)」

 

上記リンクからBHNの活動をご覧いただけますと幸いです。多くの皆さまにご視聴をいただき、支援活動へのご理解と共感の輪を広げていただきたいと希望しています。

 

これまでの活動状況は以下のページをごらんください。

国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業(その1)

国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業(その2)

 

 

2026年10月5日
国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業
理事(プロジェクトマネージャー)
有馬 修二
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*BHN 自主事業「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」、事業期間:「2019年4月1日~2027年3月31日(以後、継続していく予定)」は、NTT西日本株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄付にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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