国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業 ~熊本事務所の取り組み、熊本地震被災地及び令和2年7月豪雨被災地向け継続支援活動~
2024年5月16日(木)11:31
BHN熊本事務所(所長 色見 高司氏)は、2016年4月に発災した熊本地震の被災地(熊本市、益城町、嘉島町、御船町、甲佐町、西原村、南阿蘇村等合計7市町村)において、復興フェーズ毎に(避難所フェーズ 6カ所、仮設住宅団地フェーズ 47カ所、災害公営住宅団地フェーズ 9カ所)、各種の工夫を取り入れた「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。熊本地震被災者支援事業
BHN熊本事務所は、上記に加えて、2020年令和2年7月豪雨の被災地(八代市、人吉市、芦北町、球磨村等4市町村)において、「BHNパソコンコーナー(パソコン、プリンター、ドコモWi-Fi設備等)」を開設して、「ICTを活用した被災地の地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。令和2年7月豪雨被災者支援事業
BHN熊本事務所では、2023年4月、熊本地震被災地の益城町木山下辻団地よりICTを活用した支援活動の継続要請を受けました。加えて、2023年12月、令和2年7月豪雨被災地の球磨村役場より二つの仮設団地向け支援活動の継続要請を受けました。
BHN熊本事務所では、「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」において、支援活動の継続要請に積極的に応えつつ、併せて、①熊本事務所の事業継続及び近接地域で発生する新しい国内災害へ即応体制の維持、②地震災害被災者支援事業で獲得した各種経験・ノウハウのデジタル資料化、③南海トラフ巨大地震及び首都直下地震等に備える「既得通信機材を利活用する広域災害後方支援ICT機能整備」等を進めています。国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業
■研修場所、熊本県益城町木山下辻団地
2024年3月15日、「スマホ教室」、熊本県益城町木山下辻団地、住民6人、講師はBHN熊本事務所の色見 高司氏、吉田 和子氏、楠本 邦昭氏が担当しました。この日のテーマは「メモ帳の使い方、LINEの使い方」でした。
2024年4月19日、「スマホ教室」、熊本県益城町木山下辻団地、住民6人、講師はBHN熊本事務所の色見 高司氏、吉田 和子氏、楠本 邦昭氏が担当しました。この日のテーマは「アプリの更新、スクリーンショットの体験、グーグルレンズの活用」でした。
■活動場所、令和2年7月豪雨被災地
●BHNパソコンコーナー巡回設備点検
2024年2月27日、3月19日、4月23日、球磨村の球磨村さくらドーム仮設団地及び球磨村グラウンド仮設団地に開設しているBHNパソコンコーナーの定期巡回設備点検業務を継続実施しました。球磨川流域市町村のエリアマネージャー浦口 耕也氏、及び色見 高司氏、楠本 邦昭氏の3人が担当しました。
●人吉市健康福祉部被災者支援対策課を訪問
2024年4月23日、人吉市西間上町仮設団地集会所に開設していたBHNパソコンコーナー機材回収作業完了後、ご挨拶のため人吉市健康福祉部被災者支援対策課を訪問しました。
市役所側から生活再建係長 上野 民恵氏、藤田 直彦氏、BHN熊本事務所側から所長の色見 高司氏、楠本 邦昭氏、浦口 耕也氏が参加しました。BHN熊本事務所が実施した令和2年7月豪雨被災者支援活動に対し人吉市から感謝の言葉を頂戴しました。「BHN設立30周年記念号」の冊子をお届けしました。
理事(プロジェクトマネージャー)
有馬 修二