国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業~宮城事務所の取り組み、大規模復興団地でスマホ研修会~

2023年7月7日(金)9:36

 

 

BHN宮城事務所(所長 石垣 正一氏)は、宮城県内において、3.11東日本大震災に対処する数々の被災者支援活動を包含する、東日本大震災宮城被災者支援事業を実施してきました。そして、その最終支援活動であった「宮城地域ICT支援事業」は、当初の事業目標を達成し2018年度末で終了しました。東日本大震災 宮城被災者支援事業

BHN宮城事務所は、その後の活動を「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」に引き継ぎ、石巻市・仮設大橋団地(自治会長 山崎 信哉氏)「公開型仮設住宅団地自治会運営管理資料」のデジタル化作業に取り組み、2020年6月「原本資料及びデジタル化資料」を一般社団法人 石巻じちれん(会長 増田 敬氏、住所:宮城県石巻市のぞみ野4丁目23番地 市営新蛇田第一集会所内)の事務所に配備しました。更に、2021年度には、BHN宮城事務所・石巻じちれん共催でタブレット・SNS研修会を実施しました。国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業

BHN宮城事務所は、2023年6月~7月に10回予定で、東日本大震災の大規模復興団地である宮城県石巻市のぞみ野地区・市営新蛇田第一集会所において、BHN宮城事務所・石巻じちれん共催でスマホ研修会・健康体操会を計画しました。

 

石巻市のぞみ野地区スマホ研修会募集チラシ
(2023年6月1日募集開始)

◆画像をクリックするとPDFが開きます◆

 

これまでに、6月21日~7月5日の間に5回開催しました。スマホ研修の主任講師はBHN宮城事務所の阿部 真司氏、補助講師は丹野 あきゑ氏、及び生良志 きみゑ氏、体操講師は生良志 きみゑ氏が担当しました。

1日目の6月21日は、インターネットの基礎知識についてスマホで何ができるか、つながる仕組み、ドコモWi-Fi回線に接続して各種のスマホ用語を研修しました。

2日目の6月22日は、パスワードの基礎知識についてパスワードの種類・安全な設定方法、パスワードを忘れた場合の対処方法等について研修しました。

特に、ネットに係わる各種の危険に巻き込まれないためには、①身に覚えのないメールが届いたときの対処方法、②重要な情報は他人に見せない等々、みなさん熱心に質問をしていました。

 

スマホ教室、進度に合わせて個別指導
(2023年6月21日撮影)

 

座ってできる健康体操
(2023年6月22日撮影)

 

3日目の6月28日には、1日目と2日目の復習をしました。4日目の6月29日は、SNSってなに? SNSってどんなものがあるの?や、ラインの使い方、石巻市LINE公式アカント友達募集中!!に対し、QRコードを使った登録に挑戦し、全員が登録を完了することができました。

 

石巻市LINE公式アカント、QRコードで登録挑戦
(2023年6月29日撮影)

 

5日目の7月5日は、前半は前回までの復習、特にIDとパスワードの設定、後半は、LINEトークのはじめ方、友達追加等を研修しました。どんどんと打ち解けて活発な質問が寄せられました。研修会の終わりには、講師と参加者が揃って記念写真を撮りました。

 

講師と参加者、みんな揃って記念撮影
(2023年7月5日撮影)

 

BHN宮城事務所・石巻じちれん共催で開始した「座ってできる健康体操を組み入れたスマホ研修会」は順調に開始されました。

 

 

国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業
理事(プロジェクトマネジャー)
有馬 修二

 

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*BHN 自主事業「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」、事業期間:「2019年4月1日~2027年3月31日(以後、継続していく予定)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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