BHN宮城事務所（所長 石垣 正一氏）は、宮城県内において、3.11東日本大震災に対処する数々の被災者支援活動を包含する東日本大震災宮城被災者支援事業を実施してきました。そして、その最終支援活動であった「宮城地域ICT支援事業」は当初の事業目標を達成し2018年度末で終了しました。東日本大震災 宮城被災者支援事業

BHN宮城事務所は、その後の活動を「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」に引き継ぎ、石巻市・仮設大橋団地（自治会長 山崎 信哉氏）「公開型仮設住宅団地自治会運営管理資料」のデジタル化作業に取り組み、2020年6月「原本資料及びデジタル化資料」を一般社団法人 石巻じちれん（会長 増田　敬氏、住所：宮城県石巻市のぞみ野4丁目23番地 市営新蛇田第一集会所内）の事務所に配備しました。更に、2021年度には、BHN宮城事務所・石巻じちれん共催でタブレット・SNS研修会を実施しました。国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業

BHN宮城事務所は、2023年6月～7月に10回の開催予定で、東日本大震災の大規模復興団地である宮城県石巻市のぞみ野地区・市営新蛇田第一集会所において、BHN宮城事務所・石巻じちれん共催で「スマホ研修会・健康体操会」を計画・実施しました。

今回は、「大規模復興団地でスマホ研修会・後半5回（7月6日～20日）」の実施状況を報告します。

6日目（7月6日）～10日目（7月20日）、スマホ研修会の主任講師はBHN宮城事務所の阿部 真司氏、補助講師は丹野 あきゑ氏及び生良志 きみゑ氏、体操講師は生良志 きみゑ氏が担当しました。

6日目（7月6日）には、新たな参加者2名が加わりました。研修内容はこれまでの復習から開始しました。新たに加わった方へは、はじめから説明しました。特にパスワードの設定・変更については、真剣に聞いて、質問等も沢山出ました。やはり、復習は何度やってもいいですね。

｢復習を繰り返すたびに、スマホ研修会は盛り上がってきました」
（2023年7月6日撮影）

｢座って出来る健康体操で一休み」
（2023年7月6日撮影）

7日目（7月12日）、8日目（7月13日）、①ライントークの始め方・友達追加・QRコードでの登録、②メッセージ・スタンプ・写真の送り方等について学びました。近隣の復興団地に住む方から「是非、参加させてほしい」と要望が寄せられ、7月13日から参加していただきました。

｢ライントークの初め方・友達追加、メッセージ・スタンプ・写真の送り方」
（2023年7月13日撮影）

9日目（7月19日）、①インスタグラムとは、②アカウントの作成、③ハッシュタグ検索等、そして10日目（7月20日）、①これまでの復習と質問、②個別指導を実施しました。

｢最終日となった講義模様」
（2023年7月20日撮影）

BHN宮城事務所・石巻じちれん共催で実施した「スマホ研修会・健康体操会」は、大変好評に最終日を迎えました。主任講師阿部 真司氏が作成したアンケートに対し受講生は各自のスマホから回答し、その集計結果を投影しながらスマホ研修会・健康体操会を振り返りました。スマホ研修生の皆さんは今回の振り返りにびっくりしていました。

｢アンケート回答状況の説明模様」
（2023年7月20日撮影）

｢最終日、全員で記念撮影」
（2023年7月20日撮影）

「地域のつながりを守る、コロナ禍の新しいコミュニティの形成」を映し出した映像をバックにして、スマホ研修生と講師陣が揃って写真撮影しました。そして、撮影した集合写真はLINEを使って送付しました。次回は、確定申告書時にやってほしい等の要望も寄せられました。

2023年6月21日～7月20日のスマホ研修会で使用した教材「地域のつながりを守る、コロナ禍の新しいコミュニティの形成」（BHN宮城事務所 阿部真司氏）を掲載します。

｢地域のつながりを守る、コロナ禍の新しいコミュニティの形成｣
BHN宮城事務所 阿部真司
(2023年7月20日）

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