スラウェシ島地震・津波被災地における
コミュニティラジオ局 開局・運営支援事業
事業名 | スラウェシ島地震・津波被災地におけるコミュニティラジオ局開設・運用支援事業 |
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対象者 | シギ県の4村(カラワナ、ポトヤ、ランガレソ、ソウロエ)を含む地域 |
対象地域 | インドネシア |
実施期間 | 2018年10月~2019年5月 |
協力機関・団体協力機関 団体 | JPF(ジャパンプラットフォーム)、FMわいわい、JRKI、SKPーHAM |
- ■背景
- 2018年9月28日にインドネシア、スラウェシ島を震源とするマグニチュード7.4 の地震は、犠牲者が2000 人を超える災害でした。安否情報や避難情報などを伝える手段としてラジオを用いて地域に役立てるべく、コミュニティラジオ局の開設と運用を支援する事業を立ち上げました。
- ■活動内容
- この事業の実施は、BHNと、コミュニティラジオ放送局の構築に多くの経験があるエフエムわいわい特定非営利活動法人「FMわぃわぃ」との連携により行われました。
また、現地では、カラワナ村、インドネシアコミュニティラジオ放送協会(JRKI)、データや情報の分野での災害への対処に対応する市民社会ワーキンググループであるSKP-HAMに強力に支援いただきました。
21万人が避難を余儀なくされたシギ県の4村(カラワナ、ポトヤ、ランガレソ、ソウロエ)を含む地域に向け、ラジオ放送に必要な資機材、放送技術、研修を被災地に提供し、住民の自主運営による持続的なラジオ放送による防災や減災に資する情報の速やかな伝達と、娯楽や憩いを増進するコンテンツとの提供しました。-
地震により倒壊した建物
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液状化現象により被災した集落
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放送スタジオ外観・アンテナタワー
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放送スタジオ側壁・放送局ロゴ
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- ■成果
- ラジオ放送のサービスエリアは、カラワナ村役場の周辺に半径約5km の地域に形成され、この地域では、受信明瞭度5(ラジオ放送をきちんと聴くことが出来るレベル)が確保されました。
事業地では、放送局のスタジオおよびアンテナタワーがカラワナ村役場の敷地に建設され、住民による持続的なラジオ放送に必要な研修として、放送コンテンツの立案、アナウンス、機材の操作・運用・保守とに関するワークショップが開催されました。さらに、スタジオには様々な情報の収集や伝達に必要なインタネット環境が構築され、かつ放送のグループリスニングを可能とする1000台のラジオ受信機が村々に配布されました。
このコミュニティラジオ放送は、Radio “TUTURA” と銘々され、新元号「令和」の初日である5月1日に開局セレモニーが盛大に開催されました。-
ワークショップ
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ワークショップ(番組制作)
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関係者、カラワナ村長との記念写真~スタジオ前にて
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開局セレモニー
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- 活動レポート一覧へ
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