BHNのビジョン

安全・安心を守るBHNのテレコム支援

BHNテレコム支援協議会(以下BHN)は、「情報通信もBasic Human Needs(BHN:衣食住など生活基盤を構成する要素)の一つである」との信念のもと、1992年に設立されました。
 私たちBHNは、都市から遠く離れた村、災害被災地や避難キャンプ等において、すべての人が必要な情報にアクセスできるよう、日本国内を含むアジアを中心に世界各地で支援活動を行っております。
 また、情報通信技術(ICT)を活用して、主に開発途上国や災害被災地における保健医療、教育、防災等の様々な社会課題の解決を目指しています。

 

BHNを構成するビジョン・ミッション・3本柱

 BHNテレコムは情報通信技術を提供していくことで、開発途上国や被災地に住む人々が、普段の生活でも災害が起きた時にも、必要な情報にアクセスして安全・安心の中で過ごすことができる世界を目指し、『生活向上のための支援』『緊急時の人道支援』『人を育てる支援』という3つの柱を中心に活動を行っています。

BHNの支援ストーリー

BHNの高い技術力が可能にするサステナブルな支援

  • BHNテレコムの支援が届く前、ろうそくの下で勉強する生徒たち

    <BHNテレコムの支援が届く前の状況>

    ミャンマーでは長年続いてきた紛争によって、これまで多くの人が過酷な生活状況の中で暮らしてきました。電気もなく、子どもたちはろうそくの光で勉強をしていました。

  • 支援により電気が入った寮で自習できるようになりました

    <BHNテレコムの支援が始まる経緯>

    2015年のミャンマー政府と8つの少数民族武装勢力グループとの停戦合意を受け、これまで閉ざされていた地域にも支援を届けることができるようになりました。

  • ソーラーシステムの電気でテレビを観て団らんする家族

    <BHNテレコムの支援の概要>

    BHNは日本の先進技術を身につけたスタッフの力を活かし、他団体とパートナーシップを組み、15村、1570軒の家にソーラー発電による電化とLEDによる照明設備の設置工事を行いました。
    ソーラー発電の電灯がついたことで、家ではいつでも明かりを得ることができるようになりました。夜は電灯の下で子どもたちが勉強をしたり、竹細工のかごを作ったり、村人同士が気軽に集まれるようになったと好評です。

  • 太陽光発電のメンテナンスを自力でできるよう指導をしています

    <BHNテレコムの支援の成果>

    また子どもが夜に急に具合が悪くなった時などに、以前は明かりを灯すことに苦労していましたが、今はすぐに対応できることや、早朝から朝食の準備をする時も電球が台所を照らしてくれるので、料理がしやすくなった、と様々な感謝の声を聞くことができました。

    設備の継続利用のために村人で構成するメンテナンス委員をつくり、基礎研修を行ったことで、住民が自律的に運用・保守管理し、電気を使い続けるための基盤ができました。

あなたにできる支援

BHNは、情報通信技術(ICT)を活用し、開発途上国や国内外の被災地の人々の安全・安心を守り、生活環境の改善や社会的課題の解決を目指しております。このため、多くの方々の温かいご支援・ご協力を必要としています。BHNでは世代を問わず幅広い分野の方々の熱意と持てる力、これまで蓄積されたご経験を色々な方法で役立てることができます。皆さまに合った方法でBHNの活動に是非ご参加ください。

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